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ギュレニスト容疑の外交官ら35人がドイツに亡命を求めている

2016年10月23日 | 国内
10月24日 7月15日の未遂クーデター以来、何十人ものトルコの外交官と軍の将校、その家族たちがドイツに亡命を求めていると、内務省は言っています。

 Hurriyet

トルコの外交官パスポートを持った35人が、亡命を申請していると、内務省が言いました。国会の質問に、当局は、亡命を求めている人々の身元、地位、申請の状況などの詳細は明かしていません。

トルコ政府は、7月15日の未遂クーデター後、多くの外交官や軍職員を、フェトフラー・テロ組織(FETO)との関連容疑で解任しました。FETOはクーデターを組織したと考えられています。ベルリンの駐在武官のアイハン・ダール大佐を初め、多くの容疑者が、ヨーロッパ諸国に亡命を求めています。内務省は、トルコ政府による引渡し要請が、地方裁判所で、ケースバイケースで審議されるだろうと言っています。

300万人のトルコ人コミュニティを持つドイツは、在米の説教師フェトフラー・ギュレンの信奉者たちが、何十校もの私立学校や、ビジネスやメディア組織によって大きなネットワークをつくっている国のひとつです。

先月、トルコはドイツ当局に正式に、2人の検事ゼケリヤ・オズとジェラル・カラを見つけ出し、逮捕し、引き渡すよう要請しました。2人は、2013年の、政府上層部を標的にした汚職調査じけnで、重要な役割を演じました。ドイツはギュレニストを疑惑をもって見ていますが、彼らはドイツ国内では非合法なことはしていません。ドイツ当局は、このような場合、犯罪の具体的な証拠がなければならないと主張しています。


「トルコ砲兵隊がバシカでISを砲撃している」ユルドゥルム首相

10月23日、アメリカのアシュトン・カーター国防長官が、イラクのモスル近くのバシカを訪れた数時間後、ユルドゥルム首相が、トルコ砲兵隊がバシカでISを砲撃していると言いました。

 Hurriyet

エーゲ海岸のアフィヨンカラヒサル県にいたユルドゥルム首相は、記者団に「イスラム国(IS)に対するトルコの砲撃はペシュメルガの要請で始まったと語りました。連合軍がイラクのISの最後の砦バシカに攻撃をかけ、ペシュメルガの戦闘員たちがISからバシカを奪ったと、首相は言いました。

イラクのクルド自治政府のバルザニ大統領は、アメリカのカーター国防長官に、クルド人はバシカをISから解放することに成功したと語りました。記者たちは、モスルの北東12キロのこの町に入ることは許されていません。

トルコとイラクは、バシカ近くのトルコの訓練キャンプに関してもめて、イラク当局はトルコ軍にキャンプを去るよう要求していましたが、トルコ軍はペシュメルガの要請でバシカを砲撃し、バシカは解放されました。

・・・「ペシュメルガ」とは、イラク領クルド自治政府が保有する軍事組織です。


ギレスンで囚人たちがスタジアムでサッカー試合を観戦

黒海地方ギレスン県の地方検事が、囚人たちに、地元のギレスンスポルとボルスポルのサッカー試合の観戦を許可し、囚人たちは、10月22日、試合を楽しみました。

 Hurriyet

囚人たちは「ギレスン刑務所はギレスンスポルの勝利を祈る」と書いた横断幕を張りました。ギレスンスポルの選手たちも、それを見て囚人たちに拍手を送りました。60人の囚人たちは、オザン・カヤ主任検事の許可を得た後、看守とともに、ゴールの後ろで試合を観戦しました。

カヤ検事は、囚人たちを社会になじませ、また彼らの心の健康を改善するチャンスを与えるために、この決断をしたと言いました。「私は、以前、勤務していたチョルムや、チャンクルや、シノップでも、同様なイベントをしてきましたよ」

試合は残念ながら、ボルスポルが2-1で勝利しました。


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