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トルコは、戦争の脅威が高まるレバノンへの渡航警告を出した

2024年08月05日 | 国際
8月5日 ヒズボラの最高司令官と、ハマスの政治的指導者の暗殺後、緊張が高まる中、トルコはレバノン在住の市民に注意を勧告し、レバノンへの旅行を計画している市民には渡航警告を出しました。

 Hurriyet

「レバノン在住のわが国の市民は用心深く暮らし、オバティエ、南レバノン、ベッカア、バールベク=ヘルメルなどの地方へは、やむをえない必要がなければ旅行は避けるよう勧告する」と、トルコ外務省は、去る土曜、声明を出しました。声明はまた、居住する必要がなければ、民間航空便があるうちに、レバノンを出国するようトルコ市民に勧告しました。

イタリアの副首相兼外相のアントニオ・ダジャーニ氏も、レバノンにいるイタリア人は、南部を避け、民間航空機で帰国するよう、X の声明で促しました。

インドネシア外務省も同様に、レバノン、イラン、イスラエルへの旅行は控えるよう勧告し、レバノンからただちに退去し、厳重に警戒するよう助言しました。

ベイルートのフランスの大使館も、フランス市民はできるだけ早くレバノンを去るよう促しました。土曜、アメリカとイギリスも、イスラエルとの紛争拡大が懸念される中、ただちにレバノンを去るよう、自国民に警告しました。


アナムールからトルコ・キプロスへフェリー・サービスが始まった

8月2日、南部メルシン県アナムールからトルコ・キプロスへ、フェリー・サービスが正式に始まりました。トルコ・キプロスへのフェリーは6月12日から出ていましたが、この度、開通式が行われました。このフェリーに乗れば、1時間半でトルコ・キプロスに着きます。

Hurriyet

「6月12日以来、高速船ピヤレ・パシャ号は、6841人の乗客を運んでいます。このフェリー・サービスが、この地域の経済にも、観光産業にも大きく貢献することはまちがいないでしょう」と、アブデュルカディル・ウラルオール運輸インフラ相が、開通式で語りました。

ウラルオール運輸相は、アナムール港が国際港として正式に認められたと強調し、多くの旅客船や、ヨット、フェリー、飛行艇が停泊できるように、350メートルの船着き場が造られたと語りました。

「われわれは、エルドアン大統領の指導の下に、世界で働くわが国の船員たちの地位向上のために努力をつづけます。われわれは世界の海に、誇りをもって、わが国旗をはためかせます」と運輸相は言いました。

メルシンのアリ・ハムザ・ペフリヴァン知事は開通式でスピーチし、この式典は精神的にも経済的にも意味が大きいと語りました。「わがアナムール港からの船便は、アナムールとトルコ・キプロスの関係をより密にするでしょう」

トルコ商工会議所・商品取引所連合のリファト・ヒサルジュクルオール会長も,運輸相や知事と同意見です。「フェリーによって、われわれはトルコ・キプロスとより緊密になるでしょう。経済ネットワークも強化され、地域の発展も促進されるでしょう」


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