ギターの音を少しでも良くしたい。その願いをかなえようと、今までブリッジに弦を固定する様々なチップを試してきたが、今回、牛骨製の弦止めが見つかったので試してみることにした。
材質が牛骨は初めて。
チップが出た頃は象牙製だったが、その後、真鍮製、アルミ製、樹脂製などが販売されるようになった。
これまで円筒形のアルミ製を使っていたが、6弦を固定するときに、弦と金具の間に隙間が空いたまま装着すると、演奏中に突然弦と金具の隙間が張力により締め付けられ、音が急激に下がってしまうという現象が生じた。
これが5月の演奏会の前日だったから良かったが、もし本番の最中だったらと思うとぞっとする。
この隙間には注意した方がいい。
今回使った牛骨製は弦を止める部分が溝になっており、この溝に弦が埋まるような構造になっており、弦の固定も簡単だ。
重要なのは音へ影響。
弦を張った直後はこもったような状態がしばらく続くが、徐々に解消されていった。
弾いた感じでは、アルミ製よりも若干、音が柔らかい感じがするといった印象か。
いずれにしても極く微妙な違いしか感じられない。
弦止めは以前はあまり普及していなかったが、今では使う人が増えてきているように思う。
スペインのパウリーノ・ベルナベの楽器は、ハンマーで叩いても破損しない材質のチップを装着した楽器が標準となっている。
今日、この牛骨製のチップを装着した楽器で、曲の断片を録音してみた。
アルミ製との比較録音をしていないので、参考にはならないと思うけど。
牛骨製弦止めチップの試し弾き
【追記】
4弦と2弦は2回結び、1弦は3回通結びで脱落防止を図った。
材質が牛骨は初めて。
チップが出た頃は象牙製だったが、その後、真鍮製、アルミ製、樹脂製などが販売されるようになった。
これまで円筒形のアルミ製を使っていたが、6弦を固定するときに、弦と金具の間に隙間が空いたまま装着すると、演奏中に突然弦と金具の隙間が張力により締め付けられ、音が急激に下がってしまうという現象が生じた。
これが5月の演奏会の前日だったから良かったが、もし本番の最中だったらと思うとぞっとする。
この隙間には注意した方がいい。
今回使った牛骨製は弦を止める部分が溝になっており、この溝に弦が埋まるような構造になっており、弦の固定も簡単だ。
重要なのは音へ影響。
弦を張った直後はこもったような状態がしばらく続くが、徐々に解消されていった。
弾いた感じでは、アルミ製よりも若干、音が柔らかい感じがするといった印象か。
いずれにしても極く微妙な違いしか感じられない。
弦止めは以前はあまり普及していなかったが、今では使う人が増えてきているように思う。
スペインのパウリーノ・ベルナベの楽器は、ハンマーで叩いても破損しない材質のチップを装着した楽器が標準となっている。
今日、この牛骨製のチップを装着した楽器で、曲の断片を録音してみた。
アルミ製との比較録音をしていないので、参考にはならないと思うけど。
牛骨製弦止めチップの試し弾き
【追記】
4弦と2弦は2回結び、1弦は3回通結びで脱落防止を図った。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます