(前回からの続き)
5月2日(月)4:40起床。快晴。
昨日の雨がうそのように晴れ渡っている。絶好の旅行日和だ。
5:58発、通勤でいつも利用しているのと同じ時刻のバスに乗車。今日は平日であるが大型連休の前半ということもあり、通勤客はいつもよりも少ない。
終点であるJRの最寄り駅に着き、6:26発の電車に乗車する。
7:02、新幹線が止まる関東某駅に到着。新幹線乗り場へ行く。切符は既に昨日買っておいた。
広いホームは連休中なのに意外にも人はほとんどいなかった。
自由席に乗車(仙台行き、やまびこ349号、2号車)。


7:22、定刻発車。天気がいい。
今日は雨は降らなさそうだ。郡山まで約1時間。何もしないでいると睡魔に襲われる。
昨日も結局4時間しか寝なかった。
頭の中はギターのことが多い。昔は仕事のことばかりだった。旅行中でも参考書を車内で読んでいたりしたものだった(もったいないことをしたもんだ)。
これからの人生をどう過ごしていくか、そんな事を考えてみる。
郡山で乗車した、前の座席の野郎が目いっぱいリクライニングを倒してきた。
背もたれが顔に接近している。ヤツの頭めがけてせきでも思いっきりしてやるか。
車内の乗車率は50%程。宇都宮でだいぶ乗客が降りた。
通路を挟んで向かい側の3列シートが空いたので、そこへ移動する。
リクライニング接近地獄から逃れられた。快適だ。
この区間の新幹線は何度も乗っているので、車窓からの景色は見ずに持参した本を読み始める。
眠気に襲われる。何度も本を床に落とす。
8:20、郡山着。

階段を降りると正面に立ち食いそば屋が目に入った。福島の立ち食いソバがどんなんだか食べてみたい気がしたが、まだ時間は朝だ。さっき家でパンを食べたばかりなので止めた。
まずはトイレに行く。新幹線改札を出ると、水郡線、常陸太田行きの乗車券を券売機で買う。
1,690円までの券売機ではなく、新幹線乗車券の券売機で買う。行先をタッチパネルに入力すれば、全国どの駅でもその駅までの乗車券が購入できるようだ。便利になったものだ。
昔は駅員が「マルス」とかいったかな、そういう名前の端末を操作して切符を作っていたと記憶している。
第1の目的地である「常陸太田」行きを2,640円で買う。

「常陸」と書いて「じょうりく」ではなく「ひたち」と読むようだ。
日本の地名、駅名は読むのみ結構苦心するものが多い。
駅の外に出てみた。風が冷たく寒い。私の住んでいる所よりも気温は低い。


連休中だというのに駅前は閑散としていた。

バスターミナルがすぐ駅前にある。乗り場がいくつもあり、この地域はバスの便が広く利用されていることが分かる。バスのデサイン、カラーもオーソドクスでいい。
オーソドクスでシンプルで色使いのセンスがある、こういうデザイナーの方が本質を突いていると思う。

昔、今から30年近く前だったと思うが、郡山駅で普通列車の乗り換えをしたとき、列車の中から若い女性の発する言葉があまりに土臭くて、おもわず「プっ」と笑ってしまったことがあった。
以前旅行中に青森の弘前や八戸で聴いた言葉もいなかっぺだったが、福島もくせが強い。
でもなんだかんだ言って関西よりも東北の言葉の方が私は好きだ。
旅行も何故か東北の方に吸い寄せられる。
リタイヤしたら東北に住もうかな(北海道もいいけど。そしたらマンドリン合奏は出来なくなっちゃうな)。
駅に戻り、駅中のロッテリヤでコーヒーを飲んで時間をつぶす。客は私の他に一人だけだ。
土産物屋は未だ開いていなかった。
在来線の改札に入り、トイレを済ませてから水郡線ホーム3番線の階段を降りる。
しばらくホームを歩くと、異変に気付いた。
まてよ、乗車ホームは3番線であり3番線の階段を降りたはずなのに、降りた先のホームの両側は2番と4番と表示されているではないか。
しかもホームの両側の行先を示す掲示板の時刻は両方共、発車時刻の9:18でない。
ホームを間違えたか?。でも確かに3番線の階段を降りたのは間違いない。
もしかしてホームの先に乗り場があるのはないか。昔の札幌駅だって1番線の奥に0番線(千歳線)があったではないか。
ホームの先を歩いて行くと、「水郡線3番線ホーム80m先」と書かれた看板が吊り下がっていた。
なんだ、あせらせやがって。ここでようやく安心する。
5月2日(月)4:40起床。快晴。
昨日の雨がうそのように晴れ渡っている。絶好の旅行日和だ。
5:58発、通勤でいつも利用しているのと同じ時刻のバスに乗車。今日は平日であるが大型連休の前半ということもあり、通勤客はいつもよりも少ない。
終点であるJRの最寄り駅に着き、6:26発の電車に乗車する。
7:02、新幹線が止まる関東某駅に到着。新幹線乗り場へ行く。切符は既に昨日買っておいた。
広いホームは連休中なのに意外にも人はほとんどいなかった。
自由席に乗車(仙台行き、やまびこ349号、2号車)。


7:22、定刻発車。天気がいい。
今日は雨は降らなさそうだ。郡山まで約1時間。何もしないでいると睡魔に襲われる。
昨日も結局4時間しか寝なかった。
頭の中はギターのことが多い。昔は仕事のことばかりだった。旅行中でも参考書を車内で読んでいたりしたものだった(もったいないことをしたもんだ)。
これからの人生をどう過ごしていくか、そんな事を考えてみる。
郡山で乗車した、前の座席の野郎が目いっぱいリクライニングを倒してきた。
背もたれが顔に接近している。ヤツの頭めがけてせきでも思いっきりしてやるか。
車内の乗車率は50%程。宇都宮でだいぶ乗客が降りた。
通路を挟んで向かい側の3列シートが空いたので、そこへ移動する。
リクライニング接近地獄から逃れられた。快適だ。
この区間の新幹線は何度も乗っているので、車窓からの景色は見ずに持参した本を読み始める。
眠気に襲われる。何度も本を床に落とす。
8:20、郡山着。

階段を降りると正面に立ち食いそば屋が目に入った。福島の立ち食いソバがどんなんだか食べてみたい気がしたが、まだ時間は朝だ。さっき家でパンを食べたばかりなので止めた。
まずはトイレに行く。新幹線改札を出ると、水郡線、常陸太田行きの乗車券を券売機で買う。
1,690円までの券売機ではなく、新幹線乗車券の券売機で買う。行先をタッチパネルに入力すれば、全国どの駅でもその駅までの乗車券が購入できるようだ。便利になったものだ。
昔は駅員が「マルス」とかいったかな、そういう名前の端末を操作して切符を作っていたと記憶している。
第1の目的地である「常陸太田」行きを2,640円で買う。

「常陸」と書いて「じょうりく」ではなく「ひたち」と読むようだ。
日本の地名、駅名は読むのみ結構苦心するものが多い。
駅の外に出てみた。風が冷たく寒い。私の住んでいる所よりも気温は低い。


連休中だというのに駅前は閑散としていた。

バスターミナルがすぐ駅前にある。乗り場がいくつもあり、この地域はバスの便が広く利用されていることが分かる。バスのデサイン、カラーもオーソドクスでいい。
オーソドクスでシンプルで色使いのセンスがある、こういうデザイナーの方が本質を突いていると思う。

昔、今から30年近く前だったと思うが、郡山駅で普通列車の乗り換えをしたとき、列車の中から若い女性の発する言葉があまりに土臭くて、おもわず「プっ」と笑ってしまったことがあった。
以前旅行中に青森の弘前や八戸で聴いた言葉もいなかっぺだったが、福島もくせが強い。
でもなんだかんだ言って関西よりも東北の言葉の方が私は好きだ。
旅行も何故か東北の方に吸い寄せられる。
リタイヤしたら東北に住もうかな(北海道もいいけど。そしたらマンドリン合奏は出来なくなっちゃうな)。
駅に戻り、駅中のロッテリヤでコーヒーを飲んで時間をつぶす。客は私の他に一人だけだ。
土産物屋は未だ開いていなかった。
在来線の改札に入り、トイレを済ませてから水郡線ホーム3番線の階段を降りる。
しばらくホームを歩くと、異変に気付いた。
まてよ、乗車ホームは3番線であり3番線の階段を降りたはずなのに、降りた先のホームの両側は2番と4番と表示されているではないか。
しかもホームの両側の行先を示す掲示板の時刻は両方共、発車時刻の9:18でない。
ホームを間違えたか?。でも確かに3番線の階段を降りたのは間違いない。
もしかしてホームの先に乗り場があるのはないか。昔の札幌駅だって1番線の奥に0番線(千歳線)があったではないか。
ホームの先を歩いて行くと、「水郡線3番線ホーム80m先」と書かれた看板が吊り下がっていた。
なんだ、あせらせやがって。ここでようやく安心する。
