世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

YELLOW YELLOW HAPPY

2011年04月16日 23時57分15秒 | Weblog
起きようか起きまいか、布団でうとうとと考えていた。
「カタ…カタカタカタカタッ」
部屋が不吉な音に包まれた。
あ、地震ね。もう慣れた。揺れの大きさで震度を言い当てられるぐらいに。
背中で大地の揺れを体感。揺れるわ、揺れるわ。意識はすっかり覚醒し、起きる気になった。

昨日見た天気予報では、この週末は雨ということであった。引きこもる為に、昨夜、インスタント食品をたくさん買ったのだが。窓からは日差しが燦々と降り注いでいるではないか。
「そうだ。桜を見に行こう」
そう思い立った。恐らく、今年の見納めになるであろう桜。
幸手にある権現堂桜堤の桜を今年も見たくなった。


もう大半の桜は散ってしまい、堤の下の菜の花が主役の座を射止めていた。
一面に広がる黄色の群れは風が吹くと笑うように揺れる。そして甘い香りを漂わせていた。
一生分の黄色を見たという感じ。




今日の一枚★

天に向かって誇らしげに咲いている菜の花。






吉熊もご満悦。



土手に腰かけ、持参してきたお茶と煎餅でソロ花見。
妹・芋子からメールが来た。ロンドンにいるはずなのに、どうしてメールが送れるのか。機械音痴の私には分からぬ。イギリスには行ってなくて、本当は熱海辺りに潜伏してるんじゃね?疑惑を持ちながら返信。








桜の麓に水仙が咲いているのを発見。



スノーフレーク(鈴蘭水仙)も可憐に咲いていた。可愛いな、この花。コロコロと笑っているように見える。



桜はこれで見納め。
今年の桜は忘れられないものになった。色んな意味で。







桜のブーケみたい。





権現堂前の家に咲いていた八重桜。


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