世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

まだあげ初めし前髪の林檎のもとに見えしとき

2018年10月04日 22時38分45秒 | Weblog
昨晩は心療内科デー。
待ち時間4時間半。

待合室の本棚にある女性セブンの最新号を熟読。

山田詠美さんのエッセイ「日々甘露苦露」はいつも真っ先に読む。

山田さんが1985年にデビューしたのは星占いがきっかけだったそう。
12年に一度の水瓶座の幸運気に。
今回も面白く、一気に読んでしまった。

山田詠美さんも嶽本野ばら先生もそして私も水瓶座。
友達も水瓶座率が高い。
中学時代の担任ツネヲが私と同じB型の水瓶座だった。
自分の性格を表現するとき、大凡の彼の性格を列挙すると私のそれに当たる。
自由主義、束縛が嫌い、綺麗なものが好き、とか。
そんなんで、うちのクラスは比較的フリーダムだった。
自主性を重んじてくれていたおかげで、それぞれが深く考えて結束が強まったのだと思う。



上野で明日から開催されるフィルメール展の特集も秀逸。構成がいい。わかりやすい。

フェルメールはいいよなあ。
見てて心が落ち着く。




声に出して読みたい文章のコーナーで島崎藤村の「初恋」が紹介されていた。

中学生の時、国語の女性の先生がこの作品をこの上なく好きで、超気合の入った授業を展開していたことを思い出す。
大学のゼミばりの授業だった。
てか、前髪に息がかかるなんてどんだけ近いんだよ。甘美すぎるだろ。


まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の花ある君と思ひけり

やさしく白き手をのべて 林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に人こひ初めしはじめなり

・・・う~ん。ロマンティック!
中学時代は何とも思わなかったんだけど今読み返すと実に瑞々しくて引力がすごいことに気付く。

女性セブン、めっさ楽しい!
女性セブンは小学館が発行しているんだな。初めて知った。




大凡読み終えて、持参した「恋愛の国のアリス」(嶽本野ばら)を読み返す。



ノバラ座でもらってきた花びらを栞代わりにする。


この作品も2004年に出されたときは然程心を動かされなかったのだけれども、今読み返すと野ばら先生の文章がすんなりと心に沁みてくる。
歳を取ってできないことは確実に増えていく。
でも、物の見方、感じ方は歳を重ねると変わることもあり新たな発見もあるので、それも一興。
不惑、マンセー!


第三回ノバラ座のアーカイヴ。
https://www.novalaza.com/trump


かっこいい。
novalaza 3rd




さて診察。
今日もこの2週間をクマ医師に告解。
割と平穏だったけれども、時々仕事中にソラナックスを飲んで楽になりたいという願望を抱いていたことを告白。
パワハラ、セクハラじみたことを平気で言う人が近辺にいてとてもストレスフルなんである。
直接的な被害はないけれども、この席に移ってきて、否が応でもその声を聴かされる。
その内容がこの会社のまるで流れのように感じられて毎日とてもつらい。
こんな一世代前の風潮がこの会社のスタンダードなんだと思うと会社から足が遠のく。
毎日そんな自分を宥めながら出勤している。

その他にも、待遇や職場のことを言うと、クマ医師は「そんなの普通の会社じゃ考えられませんね」ときっぱりと言う。
そうだよな。やはりそうなんだよな。
この不平や不満をバネに自分のスキルアップに励むのはどうでしょう?という流れに漂着。
頑張れるかな。今の私にそんなパワーは残ってるのだろうか。

マンションの購入の件も相談に乗ってもらった。
あの物件、欲しかったな。

そんなこんなで20分ほどで終了。

処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、カームダン、当帰芍薬散、パリエット、補中益気湯



昨日、お風呂に入っていた時に地震速報があったらしく、同窓会LINEがピコピコ光っていた。
なんだかみんなと繋がっている感じがして心地よい。
この画面の向こうに、それぞれの人生があることを感じさせる。
25年間音信不通だった人もいるのに。不思議。


ここ1週間、マイスリー×1で頑張ってみたんだけれども昨日は眠れなかった。
絶賛寝不足のまま出勤。


今日の夕食は、なか卯のプレミアムカレーうどん。
時々無性に食べたくなる。
トロットロでまいうー。


そうそう、プルームテックの新しいフレーバー(洋ナシ)が、めっさフルーティーで感動。
値上げしても禁煙する気なんて微塵も起きないYO!
禁煙なんてしてあげません。




あと一日頑張れば、魅惑の三連休!!

明日もなんとか頑張って出勤しよう。



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