世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

水無月 初日

2023年06月01日 23時20分42秒 | Weblog
東京都写真美術館で買った星野道夫カレンダーが水無月を告げる。



人事異動で本日付で新天地へ。
上司から壮絶なパワハラ(いじめ)に逢い続けて2年弱。人生で一番つらい時期だった。
納戸のドアを開ければ「西日が眩しい」と怒鳴られ、精神的に参ってしまい薬を飲めば「薬を飲んでるならば帰れ」と怒鳴られたりした。
ちょっと異常な空間の中に私は、いた。…今ならはっきりとそう思える。

現役時代、そこそこ大きな組織の上層部にいて、比較的仕事に厳しい父クマパパですら「そんな人の下にいて精神崩壊をするのならば人事部に異動願いを出すべきじゃない?パパがいた職場にはそういう稚拙ないじめをするレヴェルの人なんて皆無だったからよくわからないけど」と真顔でアドヴァイスしてきた。

なので、この度の異動は渡りに船。

昨日、最後に挨拶をしたのだが、返答が「引継ぎしてください」という言葉だけだった。
人間性と知性を欠いた人以下の言動を目の当たりにして吃驚。
今更だが改めて軽蔑の念を抱いてしまった。


幸い新天地の皆さんは優しいので、これから会社に来るのが楽しいと思えそう。

同期も同僚も友人も「本当によかったね」「やったじゃん!」と喜んでくれている。
耐えがたきを耐えて、去年は自殺遂行をも考えていたのだが、これでやっと報われたという安堵の気持ちでいっぱいだ。

神様って見てるんだ、きっと。
今まで傷ついた分、これからは笑って生きたい。

今朝見た紫陽花。




気持ちが軽くなり、一層鮮やかに見えた。

夕食はチーズ鯵丼。



いつも攻めてる味付け。クセになる美味しさで満足。

されたことがあまりにも陰湿でショッキングだったがゆえ、私は死ぬまでされたことを忘れないはずだ。もう二度とあんなヤクザみたいな人には関わりたくない。

やっと安寧の地に避難できたので、楽しく頑張ろうと誓う、そんな水無月の初日であった。