世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

サブリミナル銀杏並木

2021年11月23日 23時27分54秒 | Weblog
10時に起床。よく寝た。
身支度を整え、午後、お出かけ。
外苑前駅に到着。

今日の目的は銀杏並木を歩くこと。
駅からはすごい数の人がごった返していた。




それも仕方ないと思える。だってこんなに美しいのだもの。






青空に黄色の木々がとても映える。




誰かが枝に銀杏の葉を置いたもよう。


人々の頭上に広がる黄色の天井。なんて素敵なの!






吉熊も大興奮。


赤いマフラー、Y字のセーターは母の手編み。
似合う。かわいい。


キメ顔。


噴水まで歩き、振り向く。
清々しい光景。






ここへ来ると、いつもドラマ「愛という名のもとに」を思い出す。
主人公たち仲間が闊歩した銀杏並木。

主人公の仲間の一人「チョロ」(証券会社勤務)が壮絶なパワハラを受けるシーンが怖かった。
しかもチョロは顧客のお金を横領し、フィリピン人女性に貢いだ挙げ句、実はだまし取られたことを知って自殺する。
あの部分が強烈すぎて、ほかのシーンがあまり思い出せない…。


その後、青山まで歩いてみる。
天気が良いので苦痛ではなかった。
青山オーバルビルに到着。



このビルは30年前のドラマ「想い出にかわるまで」で主人公と婚約者が勤務するビルとして出ていた。
姉の婚約者を妹が略奪する壮絶なドラマだった。
小6のとき、夢中で観た記憶。


るり子(今井美樹)とエリート商社マン高原直也(石田純一)が働いていたビル。
田舎の小学生だった私は、その様子にすんごく憧れていた。


案外狭いんだなというのが実感。




20年ぐらい前にここに来たとき、地下に美味しいパスタ店があったなと思ったが、なかった。
ちょうど空腹だったので目の前にある丸亀製麺に吸い込まれるようにして入店。
明太釜玉うどんとさつまいものてんぷらにした。



美味しくて一気にかき込んだ。

骨董通りなどをぶらぶら歩いた。
まだ16時だというのにもう薄暗く、家に帰りたくなった。
つるべ落としマジック!!

まい泉でカツサンドを購入。以前、妹にもらって美味しかったので買ってみた。


帰宅後、さっそく食べた。美味い!カツも美味しいがパンもふわふわで食感が良い。




表参道のネスパス(新潟のアンテナショップ)で買った笹団子はデザート。


もっちり。



先述の通り、「想い出にかわるまで」「愛という名のもとに」は小中学生の時に観たドラマだ。
思春期に得たそれらの「情報」はその後の人生において多少なりとも思考や性格や価値観に影響を及ぼすのだと今日改めて実感した。
同時期に放映されていた「東京ラブストーリー」もそうだが、テレビの中のあの「東京のキラキラ感」をサブリミナル効果の如く植え付けられ、私の感性が素直に「いいな。あんな生活してみたい」とキャッチしたからこそ、今の自分がある。
観てなかったら、そんなに上京したいとは思わなかったのかもしれない。


今日も2万歩も歩いてしまった…。
でも心がリフレッシュできたからいいか。
足にアンメルツを塗って、明日からの仕事に備えよう。

週の半ばにオアシスのように出現した祝日。
ありがたや~。