世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

祈りの朝、富士山

2021年11月15日 23時31分35秒 | Weblog
晴天の朝。
予感していたが、やはり今朝も出勤中に富士山が見えた。
いつもと違うのは、今朝はその富士山に思わず祈ったことだ。
今朝9時から父・クマパパは手術を受けることになっている。

「無事に成功しますように」

今朝の富士山の雪化粧の部分はいつもよりピンク色をしていて、これは吉兆なのだと何の根拠もなく思った。思いたかった。

3時間の手術のはずが、結局2時間ほどオーバーし、終わったのは14時。
無事に成功したと母からLINEをもらった時は安堵で脱力してしまった。
母も一人で心細かっただろう。

明後日には退院できるもよう。よかった。

父は今、尿道に管が入っているのでとても辛いらしい。
「とてもしんどいです。申し訳ありませんが、〇ちゃん(孫)の動画をひとつ送ってください」と父。
どんだけだよ、孫パワー。
孫は薬なのか?と笑ってしまった。

もうすぐGOTOなんちゃらも始まるし、早く良くなって家族みんなと一緒に楽しみたい。旅行にも行きたいし食事もしたい。



安心したので飲みたいところだが、この前飲みすぎた&まだ月曜日なので、退社後はくら寿司で食事をした。
久々のくら寿司。メニューが地味に変わっていて新鮮だった。
あん肝軍艦に初挑戦。
来た時「これマズそう」と思ったのだが食べてみたら衝撃的な美味しさだった。


帰り道に、お財布や胃の状況を鑑みて「何食べようかな~」と考えるのが日々の楽しみだ。
この地域は色々なお店があるのでとても助かっている。飽きることがない。
改めてこの地域に終の棲家を選んでよかったと実感した。


薬局で「ぽかぽか家族60個入り」を破格で見かけたので購入。
ホッカイロはもう少し寒くなると薬局から姿を消す(品薄になる)ことをここ数年で学んだ。
なくなる前に買うようにしている。

レジ袋代をケチってそのまま肩に担いで帰宅。東京の下町でマタギの気分を味わった。
我が家はケチケチ家族である。


家族のかけがえのなさを実感した一日だった。
父の命を救ってくださった主治医の先生にも感謝でいっぱいである。

あと富士山。ありがとう。