朝型だったころ

今は夜型の体質だが、中学生時代までは朝型の体質だった。

小学校時代は明け方に起きて、一人でアニメや特撮の再放送を見ていた。あの頃から一人が好きだったのかもしれない。
その他、頭上を行く鳥の群れを見たり、ファミコンをしたりして、朝食までの時間を有意義に使っていた。

中学時代になると6時に起き、まずは14歳の誕生日に買ってもらったCDラジカセでラジオ（栃木放送）を点け、地元の塾がやっていたラジオ講座を聞いていた。テキストはなくとも、分かりやすい解説なので、習慣として聞いていた。
そして6時30分になると番組が切り替わり、「ホ～コケキョ」という鶯の鳴き声が聞こえてくる。続いて壮大なテーマソングのあと、女性の声で番組名が告げられる。その名も「心のいこい」。
襖一枚を隔てた部屋では両親と妹と弟が寝ていた。

この前、「亮ちゃんの部屋から朝、宗教のラジオが聞こえて来たよね」という話になり、すっかり忘却の彼方にあったあの番組を思い出すに至った。
教義の朗読の日が多かったが、たまに教義に則したドラマ仕立てになっていることもあり、毎朝興味深く聞いていた。気になって調べてみたら、あのラジオ番組は今春に終了してしまったもよう。


今ではあんなに早起きすることはほとんどなく、休日なんかは隙あらば昼まで寝てやろうと思うようになってしまった。
早く起きてしまうとなんだか損した気になって再び寝ることを試みている。
どこでどう変わってしまったのか。自分。でも夜型の今でも、待ちに待った旅行やイベントがあると、5時だろうが4時だろうが、すんなりと起きられる。不思議である。

小学生、中学生時代は毎日がイベントのようなものだったのかもしれない。
日常生活であっても学校や塾に行けば何かしらの小さな発見があった。
というか、今より「初めて経験すること」が多かった。
だからあんなに嬉々として起きられたのだ。



昨日は体調が悪かったのだが、今はだいぶ落ち着いている。
夏の疲れがどっと出たのだろう。

私の眠りを見守るクマたち。


夕食は王将。
焼きそばと餃子にした！







一週間、無事に乗り越えることができた。ほっとする。

夜型の私はやっぱり明日も寝坊の予定。



寝る前に金曜日恒例の「業界怪談」を見よう。
あれ、面白いのだけれども、ガチで怖くて生活に支障をきたしている。
夜にマンションのごゴミ捨て場に行けなくなったし、入浴中も廊下の大理石を叩く音が聞こえてきて（空耳なんだろうけど）、とても怖くて、なんつーか、ちょっとしたホーンテッドマンション状態なんだが。
・・・でも見ちゃう！