世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

夏の終わり、吾亦紅

2020年09月10日 23時34分04秒 | Weblog
9/9
昨日は心療内科デー。待合室で待つ患者は少なかったのだが、待ち時間は2時間。
持参した小説「朝が来る」、後半に突入。
登場人物たちの心情が丁寧にシンプルに描かれていて久々にページをめくる指が止まらぬ状態になった。

さて、診察。
前回は宇宙クラスターのオフ会みたいだったものな。あれはあれで楽しいんだけど。

まず、仕事のことを訊かれた。第三者の意見、目から鱗なことを言われて感激。なるほど。落ち込んでいたのがバカみたいに思える。

あと、最近ちょっと人間関係で気に揉むことがあり、イライラソワソワしているので、そのことを言った。
クマ医師曰く、
コロナのせいで様々なことが変化した。その変化が人間関係に影響を及ぼさないわけない。劇的な変化で人それぞれの価値観が露呈する機会が多く、接しているととてもパワーを使う。今は周囲の人と距離をとって、コロナが落ち着いたらまた距離を縮めてみてはどうでしょう。今まで築いてきた人間関係をコロナで壊してしまうのはもったいない、とのこと。

おお。まさに名言。
そうだよな。いろんな人のいろんな価値観に触れ、時々自分のそれと比べたりして、いつの間にか疲れてしまったのだと思う。
SNSでの交流など、少し控えてみようと思う。
クマ医師曰く、コロナ離婚をしている患者さんもたくさんいるんだそうな。

今回の診察はとてもすっきりした。どんな些細なことでも聞いてくれ、心に寄り添ってくれるクマ医師に感謝。
マイスリー5ミリ×2で日々眠れているので、薬の調整は無し。

処方変更なし

マイスリー、ソラナックス、当帰芍薬散、パリエット、防風通聖散
帰宅して1時に就寝。



9/10
今日は比較的時間があったので業務マニュアルの確認などを行った。
今朝の天気予報では、気象予報士が「暑いのは明日まで」と言っていた。
忌々しい夏の終焉、嬉しい!
暑いの、大嫌い。本当に嫌い。
汗かいて不快だし、皮膚が常に痒いし、髪はボサボサになるし、頭がぼーっとしてイライラするし。
何もいいことがないので、来年から夏、なくなればいいのに。
今年の夏も発狂することなく、よく耐えた。偉いぞ、自分。


今週の会社の花は、吾亦紅(われもこう)。
花言葉は「移ろいゆく日々」「変化」。
昔は地味で嫌いだと思っていたけど、今では奥深くて味わいがあって、好きな花のひとつになった。


吾亦紅が生けられるということは、もう本当に秋が近いんだな。
花言葉の「移ろいゆく日々」を否が応でも感じてしまう。

さて、あと1日行けば休み。
涼しい秋を夢見て頑張ろう。