世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

見て見ぬふり

2020年06月25日 22時12分31秒 | Weblog
6/24

心療内科デー。
3月、4月は待ち時間が少なかったのだが、5月の半ば以降になると急に待ち時間が長くなった。
一旦帰宅してコンビニご飯を食べ、それからの通院。受付してから昨日は3時間半待ち。
「未解決事件 グリコ・森永事件捜査員300人の証言」を熟読。
NHKスペシャルの番組を書籍化したものだが、文章が丁寧なので読みやすい。

待ち惚けな吉熊。



「最近どうですか」
のクマ医師の誘導尋問でここ2週間をつらつらと述べる。
株主総会のスライド作成&ナレーション入れ、1回目のリハーサルを終え、明日はいよいよ最終リハーサル、明後日は本番ということを報告。
気持ち的に張り詰めてはいるのだが、上手く過ごせていることも併せて言った。

ただ、総会関連以外の仕事(パートさんから引き継いだもの)に関してはミス連発で自分でもどうしたものかと思い悩んでいる。
「そんな大したことないですよ!気持ちが総会関連のほうに向いていたからですよ」
とクマ医師。
私の上司かYO!?
まあ、それもあるんだろうな・・・。

ここ1週間は「早く寝よう週間」として普段より1時間早く布団に入っていることを言うと、クマ医師は「おおお!」という表情を見せ、なんだかんだでマイスリー(頓服)をボッシュート!
「え・・・」
とマスクの中でモゴモゴいう私を軽快にスルーして終了。
ドSすぎない・・・か?

精神面では移動の自粛が解除になったので、楽になったことを報告。
やはりリフレッシュしないと私は持たないのである。

コロナについて、クマ医師は「これからしばらくはこのような状態が続くでしょう」と。
手洗い、うがい、三密を避ける、マスク着用をするしか、今の自分たちでできることはないと断言していた。
医者の観点からのお話を聞けて安心した。さすが診察料を取るだけある。

待合室でカーディガンを着用していると診察室からクマ医師から登場。
「あ、あの、これ・・・ふふふ」
とトトロみたいな佇まい&謎の笑みを浮かべながらクマ医師が手渡してきたのは女子力高めの飲料である。
「なんだかいつも、すいません」
と受け取り、心療内科を後にした。


駅前の喫煙所で一服。
同じく一服している男性たちに、どこからともなく客引きの中国人女性が寄ってきて、猛烈にアタックしていた。
3月以降はパッタリとなくなっていたのに。
「日常」が徐々に戻ってきた感じである。


でも何かが違う。


脆く儚く崩れ去っていった数々の「当たり前だった存在」への喪失感と、コロナへのぶつけようのない憤りや諦めの交錯を見て見ぬふりして、一見戻ってきたかのように見える「日常」に安堵するしか、気持ちをフラットする術がない。今のところ。

そんなことを思いながら一服。

処方変更なし
マイスリー、ソラナックス、当帰芍薬散、パリエット、防風通聖散
※マイスリーは頓服がなくなった。




6/25
株主総会リハーサル、最終確認を終え、今日は駅蕎麦を食べて帰宅。
コロッケ蕎麦、まいうー。


明日は株主総会。
今日は早く寝る!