世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

異文化に触れる

2019年06月30日 22時27分42秒 | Weblog
天気が悪かったのだが、昼過ぎにお出かけ。
仙人、下界に下りる。


恵比寿駅で下車。
モンベルのクマさんがお出迎え。かわいすぎて悶絶。


山種美術館まで歩いて15分。突如出現するダビデ象に驚きながら、てくてく歩く。


今日は私の大好きな速水御舟の展覧会「生誕125年記念 速水御舟」へ。


添えられた御舟の文章が秀逸。


「梯子の頂上に登る勇気は貴い、更にそこから降りて来て、再び登り返す勇気を持つ者は更に貴い」



一枚だけ撮影OKの絵があった。
「翠苔緑芝」
紫陽花のふわもこした質感が不思議。つい触りたくなってしまう。
猫にゃんもうさぎさんも超可愛かった。










「春の宵」
この作品も好き。春の夜の官能的な空気が感じられる。



「春池温」
今日、すごく惹かれた作品。鯉と桃の花の調和している様子にうっとり。
ずっと見ていたくなる。




「炎舞」も久々に観られて嬉しかった。蛾が炎に吸い込まれていく求心力、そして周囲の闇の質感の表現が、とても強く伝わってくる。




40年という人生を一生懸命に一秒たりとも無駄にしなかった速水御舟の様子が、作品の一枚一枚に滲み出ていた。
事故で片足を失っても、ただひたすらに描いていたんだなと思うと、作品を見ながらなんだか涙が出てきそうになる。
現状に胡坐をかかないで、常にバージョンアップをし、自らの芸術性を高めていた御舟。
作品もそうだが、生き方にも心を打つものがあった。


ポストカードを購入。




代々木上原で下車。
林真理子先生のお家と事務所がある聖地!!

東京ジャーミィ―に行ってみた。超久々。


アッサラーム・アライクム(السلام عليكم)(イスラーム世界における、アラビヤ語の一般的な挨拶)

礼拝堂の美しさにくらくらする。
淡い色彩と精緻な幾何学模様に圧倒される。
埃ひとつ落ちていない絨毯が心地いい。
スカーフを被って入場した。










1Fのロビーへ。







東京ジャーミィ―のハラールショップで買ったコースター。



ハラール食材など色々なものが売られていた。どれも珍しくて手に取りたくなる。


お友達が上京していて、新大久保を謳歌している情報を得て、私も新大久保に上陸した(お友達には会えず)。

久々の新大久保は若人で賑わっていた。
異国情緒あふれる通り。





噂に聞いていたアリランホットドック(チーズドッグ ハットグ)をペロリ。

一気に食してしまった。
中にはとろとろのチーズが入っている。
自由にまぶせるココナッツパウダーをもっと付ければよかったかな。




そして韓国風海苔巻き。

ゴマの風味が何とも言えない。中身の野菜もシャキシャキしてる。
美味しい!!



今日一日で、日本画を鑑賞し、トルコ文化に触れ、韓国の味を堪能できた。
昨日引きこもっていたせいか、どれもとても刺激的なことに思えた。
改めて東京はエキサイティングな街だと実感した。


さて明日から文月。
梅雨はマジで鬱陶しいけれども、また楽しいことを思いながら過ごそう。