世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

愛は花、君はその種子

2018年04月06日 23時24分02秒 | Weblog
春の嵐が吹き荒れる金曜日。
灰が飛んだり髪が燃えそうで怖かったので、昼休みの喫煙所(非常階段)ではプルームテックを吸った。最近、近所のコンビニでもプルームテックのカプセルが販売されるようになったのでとてもありがたい。
灰も出ないし火も使わないのでかなり使いやすい。こういう風が強い日は特に助かる。去年買った中で一番良かった物かもしれない。

朝起きてテレビを点けたのだが、最初に飛び込んできたのが高畑勲監督死去のニュースだった。
私はあまりDVDを買わないのだが、監督の「かぐや姫の物語」は劇場で2回観て、尚且つ、DVDを購入した。好きというか、手元に置いてコンスタントに観たいなと思ったから。抑制されたかぐや姫が爆発して疾走するシーンと天人がお迎えに来るシーンは圧巻。
特にお迎えシーンで流れる「天人の音楽」は陽気なんだけど、どこか切なくて泣けてくる。

あと桜の下で姫がはしゃぐシーン。
つい先日、神代桜を見に行った時も満開の桜の下であのシーンを思い浮かべた。

あの作品を観て、私の死生観は変わった。
話している最中に天人に羽衣を羽織わされて記憶を失う(死ぬ)かぐや姫を見て、死は待ったなしなのだと痛感してショックを受けた。
同時に生きることの尊さも感じた。


あの作品にはこのような秘話が。
スタッフ号泣!高畑勲監督『かぐや姫の物語』の舞台裏が凄すぎる!


また同監督の「おもひでぽろぽろ」。公開当時はあまりよく分からなかった。
たしか子供だけで見に行って、映画館から出たところで母に「どうだった?」と言われて返答に困った記憶がある。
けれども大人になって見返すとすごくよく共感できる。
「私はワタシと旅に出る。」というキャッチコピーが秀逸すぎる。
分数の割り算に触れる度にタエ子を思い出す。

そしてこのエンディング「愛は花、君はその種子」(都はるみ)。
この訳詩を手掛けたのが高畑監督。
それがまたいい。


高畑監督、安らかに。




今日は日替わり弁当。
割とがっつりと。


夕ご飯はハンバーガー。

思いのほかポテトがしょっぱかった。
しょっぱいものは好きなんだけど、いくらなんでもこれは・・・というレヴェル。


やっと今週が終わった。
新卒関連もひと段落し、ほっとした。
週末はゆっくり休もう。

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