世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

卯月最終日

2016年04月30日 22時41分12秒 | Weblog
昨晩のドラマ「不機嫌な果実」は、期待していた以上に面白かった。
栗山千明演じる水越麻也子がスタイリッシュでいかにも現代風なのが印象的。

19年前版「不機嫌な果実」は、不思議な音色のスティールパンの音楽が「お洒落な大人の恋」という感じで、ストーリーも重厚な作りだった。
また19年前版では麻也子のいでたちはクラシカルな服装(仕事中は襟が立ったブラウスとジャケット、Aラインのコート)だったが、栗山版ではノーカラーのジャケットにふんわりとしたスカートでかなり洗練された感じがした。ゆるやかな巻き髪ロングがとても優雅。8年前のドラマ「ハゲタカ」ではストレートロングをなびかせていた栗山さんだったが、このような巻き髪ロングも女性らしくてノーブルな顔立ちに似合う。

また、今回の「不機嫌な果実」は、良くも悪くも軽い。麻也子の夫・航一を演じる稲垣吾郎の冬彦さんちっくなシーンや、萬田久子演じる姑の露骨な嫁いびりなど、ちょっとしたコントだった。麻也子が航一の上に跨るシーンなんて失笑ものだった。

しかし冒頭では、麻也子の入浴シーンは19年前の作品へのオマージュを感じた。カメラワークが似ていた。

っつっても原作が一番好き。
先日パラパラと読み返したのだが、面白かった。
「いつも私だけ損をしている」という麻也子の根底にある心理をうまくストーリーに発展させている。




今朝は悪夢で目が覚めた。
鏡に映った私はなんとなく左こめかみあたりの髪をかき上げるのだが、そこに一匹の蛾がとまっているというもの。
「おちつけ自分」
と自分を励まして、母からもらった十三やの櫛で髪をとかして蛾を排除する夢。
再び寝ようと思っても、蛾の残像が目から離れなくて、気持ちが悪くて起きた。
体はまだ寝ていたいのに意識が許さない。なんだか損をした気分だ。
季節の変わり目なので体調が悪い。だから眠りが浅いのかもしれない。



夕方、図書館へ。本を返却しに行った。
公園を通過するとき、藤棚があることを知った。


藤棚の前に佇む母子像が不思議な質感。




昨日、中学時代からの友人、わかめ殿(昨今ではわかちこ殿)が結婚したという知らせを受けた。
イケメンでハイスペックで優しい彼氏さんとのことを話してくれたのは去年のGW。
あれから1年。ようやく入籍、心からおめでとう。わかめちゃんの幸せは私の幸せでもある。
中学を卒業してから23年が経過するけど、ずっと変わらない。
今もこうして連絡しあったり会えたりしているわかめちゃんの存在は貴重である。
仕事も恋も一生懸命な彼女ならばあたたかい家庭を築いていけそうだ。
今年のGWも会うので今から楽しみだ。


彼女に渡すメッセージカードを購入。
そしてデジカメのメモリカード、パソコンのマウスなども購入。

帰りはぐったりしてしまったので、てんやで野菜天丼を食べた。

さつまいもがホクホクしていて美味しい。


卯月最終日。
新卒研修から始まった今月は忙しかった。
やっと越せたという安堵感が大きい。
お疲れ、自分。

今日は晴れていたので久しぶりに布団を干せた。
ふかふかの布団で眠るので、今夜は変な夢を見ずに済みそう。






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