世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

時の流れ

2014年07月29日 22時23分47秒 | Weblog
土用の丑の日。
十年以上も前のこと。
土用の丑の日に、うなぎで有名な浜松に出張へ行ったことがある。
あの時着ていったスーツをまだ覚えている。つい先日のことだと思っていたのにもう十年以上も前のことだなんて・・・。


あの日は忙しくて、夕食はホテルでコンビニで売っているうな重を買って食したのだが、外国産で「…だよな」と思ったことなど思い出した。
最近では国産うなぎの価格が上昇してて、とてもじゃないが手が出せない。
高級うなぎを食したのは数年前に社長にご馳走になったあれが最後だったような気がする。

「まあまたコンビニかスーパーで安いうな重でも買って帰ろうかな」
と思っていたら帰りに偶然、喫煙所仲間のN係長と会い、そのままお茶をすることになった。(金曜日じゃないので酒は自粛)

吉熊も嬉しそう。


2時間ちょっと、マシンガントーク炸裂。
喫煙所ではできない話を中心に。

夏休み、彼女は広島に行くらしい。
数年前まで私がいつも訪れていた聖地・広島とのこと。
いいな~。羨ましい!!

広島・・・

尾道での大林宣彦監督の映画「ふたり」のロケ地巡り
麗ちゃんのお好み焼き
宮島の鳥居
安佐動物公園のツキノワグマ・クラウドくん
映画「夕凪の街・桜の国」の舞台
はだしのゲン
大崎下島

・・・嗚呼、懐かしい。




N係長の真面目に仕事に取り組む姿勢とか見習おうと思った。
そして、
「亮子ちゃんは上司に恵まれてて本当にいいね」
と言われた。
たしかにそう思う。
そんな恵まれた環境を「当たり前」と思ってはいけないのだと改めて思った。


最近、「あおいくま」というメモを会社のパソコンの下に貼っている。

「あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、まけるな」
頭の文字をとって「あおいくま」。

焦ったり、怒ったり、威張ったり、腐りかけたり、負けそうになる度に、心に青いクマを地味に思い浮かべては、セルフコントロール。その繰り返し。

明日は水曜日。
月末が射程距離に入ってきた。
そしていよいよ葉月の到来。

一年の流れが早い。
時の流れは抗いがたいが、惰性には流されないように、こぴっと頑張らないと。



追伸:昨日の「花子とアン」(103回)、伝助の啖呵に感動した。
朝ドラでこんなにジーンときたのは久々である。

「蓮子のこつは、これでしまいにする。
 あいつは、この嘉納伝助が、一度は惚れて、嫁にした女やき。
 手出しする奴がおったら、俺がただじゃおかんぞ!
 末代まで、一言の弁明も、無用!」
で、伝助が蓮子のことを凄く大好きなことが伝わった。
けれども蓮子は伝助のことではなく、帝大生を好きになって駆け落ちを・・・。

好きな人の幸せを祈る。
それが結ばれない運命だとしても。
・・・伝助、切ない。

あと醍醐さんの衣装がハイカラで毎回楽しみにしている。


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