世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

夏祭り

2013年08月05日 21時15分01秒 | Weblog
残業後、近くの商店街で行われている夏祭り。
ちょろっと参戦。
最終日ということもあり、平日なのに混んでいた。


先日、同僚たちと歩いた時は気付かなかったが、夜店の魅惑って凄い。

発電機のモーターの音
鉄板からの熱気
「買っていってよ、美味しいよ」と威勢よく声を掛けるおじさん
揺れる裸電気
その下で輝くガラス細工
水面に揺らめく朱色の金魚
ソースの匂い




私が4歳ぐらいの時の記憶。
近所の自衛隊の夏まつりに連れていってもらった。
幼心にわくわくしたのと同時に、親に逸れたら一生彼らに会えないのではないかという緊張感があったのを覚えている。
暗闇に怪しいほど揺らめく夜店の明り、人混み。
非日常的すぎる空間に、ドキドキした私は親の掌をぎゅっと握りしめた。

もう一つ。
宇都宮のお祭りで「ふるさと宮まつり」っつーのがある。
こちらの方が我が家の定番だった。

浴衣を着て、母と一緒に電車に乗って、宇都宮のオリオン通りへ。
仕事帰りの父と待ち合わせをして、オリオン通りの七夕飾りを見るのである。
買ってもらったクジャクのガラス細工。嬉しかった。キラキラ光って綺麗だった。

この祭りは今年で38回目。
うちの両親が結婚した夏が宮まつりの第1回目だったそうだ。

その時の両親の写真。
下段中央が父。
上段右から2番目が母ヨーコたん。


このとき私は受精卵にすらなっていない。この世に存在していなかった。

それにしても楽しそうだな、グループ交際。
両親がリア充だった件wってスレッドが立つ勢いである。

38年後、自分達の娘が一人で会社帰りに夏祭りをよたよたと徘徊し、大阪焼き200円をビル陰に隠れながら食するなんて思う余地もないだろう。
しかも、その後、電車で帰宅する際、前の席のリーマンが超私をガン見するわけ。
「いやー何この瞬間的なモテキ!」
とウハウハしちゃったわけ。
帰宅し、ストッキングを脱ぎながら「私も満更ではないんだな。うひゃうひゃ」と高笑いを噛み殺しながら、鏡を見て驚愕。


口 の 周 囲 に 青 海 苔 が 付 着 し て い る で は な い か 。


ブリーフ&トランクスの「青のり」状態である。




いいんだ…あは…あはは。

2013年夏。

やっぱり祭りはいいな!



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都会の夏

2013年08月05日 21時13分18秒 | Weblog
昨日、秘書検定の面接後、新宿駅まで歩いて戻ったときの風景。

田舎の懐かしい匂いのする夏も良いが、都会の無機質な夏も好き。