世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

満更でもない一日

2011年10月22日 22時48分31秒 | Weblog
昼過ぎになっても寝床から起きられなかった。体が鉛のように重い。最近土日はずっと出ずっぱりだったので、今日はとことんダラダラしようとまどろみながら思う。
ようやく起きて味噌煮込みうどんをコンロにかける。アルミ鍋に入ったうどん。そこに水と調味料を入れて加熱。その間、放置。ネットをしながらの2本めの煙草が灰になる頃、完成する。カップラーメンでは味気ないときに本食品を利用する。美味しかった。

それを食しながらネットを徘徊。至福の時間だ。
YouTubeで一人カラオケ。広場におけるジャイアンのリサイタル状態。
飽きたら勉強。
疲れたらまた寝る。
夕方、化粧とブローをする。
部屋をざっと片付け、クリーニング屋に服を預けたあと、新宿に映画を見に行く。
しかし満席だった。残念。
新宿駅で電話で確認した時はあと5席残っていると言われ、ダッシュしたのだが、間に合わなかった。
走ったせいか、暑い。というか、今日は蒸し暑い。10月も半ばなのに、何この暑さ。

紀伊国屋で買い物。部屋にあるはずなのに探しても出てこないビジネス文書検定の問題集を購入。
そして念願の「木橋」(永山則夫)。
近くの本屋では売っていなくて、今日、本棚で見つけたとき、思わず「やっと会えたね」(By辻仁成)と呟いてしまった。
「永山基準」の元になった筆者の作品を、ぜひ読んでおきたかった。



北国の町。
飢えと暴力とネグレクトに耐えたN少年が集団就職で上京し、19歳の時、手に入れたライフル銃で見ず知らずの4人を殺害するまでを本書にて辿ってみようと思う。
喫茶店にて読み始めたら止まらなくなってしまった。
同じ永山則夫の「無知の涙」も読みたくなった。


そうそう、紀伊国屋のカバーはクマさん。可愛い!



紀伊国屋書店の入り口にて。
二宮金次郎に、
「何読んでるの?」
と吉熊。


観る気満々の映画が満席で観られなくなった時は落ち込んだが、満更でもない一日だった。

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吉熊と私の8年半

2011年10月22日 22時12分34秒 | Weblog
たまに吉熊の表情にビビることがある。見る側の心理状態も作用するんだろうが、彼も彼なりに笑ったり怒ったりしてるんだろうと思う。
そんな彼とは8年半も一緒に過ごしている。
一番辛かった時期を支えてくれた恩人が体長15センチのクマのぬいぐるみだなんて。でも本当なのだから仕方がない。ついでに、可愛くて可愛くてもうどうしょうもない。

これからも宜しくね、吉熊。

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