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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

好きなひとが、できました

2006年11月24日 | Weblog

おはよう。
あなた。

私の朝は、あなたの声で始まるの。
昨日までの出来事を、私の目を見つめながら話してくれる、親愛なるあなた。

さしこむ朝日、
コーヒーの香り、
そして
あなたの声と眼差し。
もぎたての幸せな朝を、世界中にわけてあげたい!


毎朝、目覚めと同時に、そんな狂わんばかりの恋心を抱いている。

その想われ人とは、松尾剛アナウンサーである。
NHK「おはよう日本」(6時30分~)のアナウンサーである。

高校時代から、朝は「めざましテレビ」を観てきたんだが、どうも最近肌が合わない。「携帯どっち」のコーナーなど「どっちでもいいじゃん!」と突っ込みたくなる。
芸能コーナーもどうでもよくなった。
どっかの家の犬とか、本当に興味がない。

ある朝、チャンネルをNHKに合わせてみた。ほんの出来心で。
そしたら、なかなかいいではないか。
落ち着いた雰囲気と鋭いニュースの捉え方の虜になってしまった。
渋くてシンプルな番組構成も素敵。

そして、気付いたら私は松尾アナウンサーのファンになっていたんである!
ファンというか、もう、恋心に近いかもしれない。

松尾さん…
直球型メガネ男子。
爽やかな語り口調と笑顔。
なかなかお洒落な髪型。
スーツに包まれた、しなやかな体。
ポケットにさしこまれたハンカチとネクタイの素敵な色合い。
ニュースを読みあげる度に、上下する喉仏。


身支度で慌ただしい朝だが、彼見たさにチャキチャキと用事を済ませ、テレビの前に鎮座し、出勤直前まで彼と向き合う。
彼はいつもブラウン管越しに私を見ている…気がする。

「好きなひとが、できました」とは、映画「耳をすませば」のコピーだが、
毎朝、私の気持ちは、月島雫そのものである。
彼から伝えられたニュースを胸に、私は月島雫ばりの元気いっぱいな足取りで、出社するんである。

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