晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

二人旅

2012-06-29 22:37:29 | Weblog
 農作業には際限がなく、どこかで区切りをつけ楽しむこともしなければ・・・人生仕事だけで終わってはと思うのですが・・・。
 映画にしようか、温泉がいいかなと考えながら仕事をしていましたが、一人で楽しむより二人と思い出掛けました。孫を連れて・・・。

 我が家の前を走る路線バスを毎日見送るだけの孫娘ですから、いちどこれに乗せてやりたいと思うばぁばでした。
 ”バスに乗って天満屋に行こう。”と孫には教えます。
地元の老舗デパート<天満屋>はばぁばの子ども時代も楽しみの場所でした。

 孫には生まれて初めてのバス。お母さんに送られウキウキ気分で乗車し、わが家を見れば、じぃじが手を振り送っています。おやまぁー!大それた旅です。
車窓の見慣れたスーパーマーケット・ドラッグストアー・大型家電店を指さしながら孫とばぁばはバスにゆられ駅前で下車します。
 ここで路面電車を見せようと思います。

 バス・路面電車・新幹線・電車、乗り物の集合地駅前を拠点に社会見学です。

 一汗かいたものですから、まずは、駅前デパート<高島屋>でティータイムといたします。ごめんね、<天満屋>でなくて・・・。


 デパートといえば、お子様ランチと相場はきまりですが、お昼には早すぎますからスィーツでニコニコ顔の二人です。
デパ地下でおみやげでもと思うのですが、幼児を連れての買い物はいつもになく疲れます。
 疲れたものの、まだまだばぁば設定の体験メニューもあることですから、先を急いでJR入場券を購入して新幹線ホームに直行します。


 ヤッホー!これは孫娘も感動!”ちんかんちぇん、のるぅ~、のるぅ~!”の連呼にばぁばは参りました。
 ”じゃー乗ろうか~”と在来線ホームに向かい超ローカル線で帰宅の途についたのでした。ほんの10分少々の乗車であります。

 
 昼間のローカル線はゆったり空席。
 日頃は、じぃじ・ばぁばの畑や外遊びで鍛えただけあって、幼い孫はデパートの中も駅の階段も元気いっぱいで歩きます。
 ”だっこ~!”の声ひとつ上げることなくスイスイ移動でした。

 体験のため帰宅の途は電車を利用したものですから、駅までのお迎えはじぃじの役。
 改札口を出るとじぃじの車が・・・すかさず孫娘は車に駆け寄り、運転席側のじぃじに声高に”でんちゃ。のったよ、のったよ!”と大喜びで報告しております。
 
 この姿が何よりもうれしいじぃじ・ばぁばでした。3時間足らずの感動の短い二人旅。

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