晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

ごくろうさん

2012-08-26 21:40:00 | Weblog
 夫がサラリーマンだった頃、御給料日にはよくこんな会話をしたものです。
 ”まあー家賃が要らない分いいかーっ!”とね。

 古かろうが暮らし難かろうが我が家でありました。
今もなお状況は変わることなくその古屋敷に居住の身であります。
 住む家も古び、住む我々までもが古びつつあり、田舎住まいには疲れが見え隠れしております。
農作業の合間、庭とも畑とも屋敷ともいえない生活圏の草取りに追われ”これが跡取りの宿命か・・・”とため息ももれるのです。陽射しのない処を巡りながら毎日わずかづつ前進のハイハイ(這う)作業です。

 とは言っても、若い頃なんて母まかせで外回りに気を配る余裕などなかったものです。
母から受け継いだ今、その苦労が身にしみます。

 ”やれひと息!”一人分のお茶を運び風の渡る木陰で休憩。昔に想いを馳せると”ごくろうさん!”の母の声も聞こえて来そうな裏庭カフェです。

  < 独りカフェ 栗饅頭に 抹茶添え >


 

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