晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

薄雪

2011-02-11 21:24:15 | Weblog
 昨夜からずいぶん心配していた今朝の空模様。
 我が家から見える小高い裏山はご先祖様がねむる墓地と菩提寺の大きな屋根です。今朝はうっすら雪景色。
周囲と比較すると、この辺りはより白さも深くいっそう寒さを感じます。ここから吹き降ろす風はひときわ冷たく地名に合わせて<いりお風>というのだと亡き舅は教えてくれていました。
 昔から、この冷たい<いりお風>の当たる家には女の子が生まれる(いや、男の子は生まれない)とか・・・。訳のわからないこの地の言い伝えを”なぁるほど~”と実感しています。
 <いりお風>の当たる我が家に<いりお風>が吹き降ろす二月に孫娘は生まれました。そして元気いっぱい一歳を迎えました。
今日は四人のじぃ・ばぁ達が参加しての一歳の誕生と初雛のお祝いです。
 昨日、じぃ・ばぁが搗いた祝い餅を孫娘は”よいしょ~っ!”と力強くたくましく背負い、転んでは怒り、叫びながらの奮闘ぶりに大爆笑のイベントでした。
主役の孫娘にとってはただ事ではなかったでしょうが・・・。
 冷たい風にも重い荷にも負けず、人生の道のりを歩んでよ・・・と目尻の下がるじぃ・ばぁでした。めでたし、めでたし・・・

  < 寒風に 負けず歩め・・と じぃ&ばぁ > 

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