晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

命は食にあり

2010-11-29 21:58:29 | Weblog
 美しい庭のモミジが美しく色づき、落ち葉となりやがては枯葉となってしまいます。霜に覆われた今朝はもう初冬。
 昨夜は多くの人々が龍馬の最期を見たことでしょう。一時間遅れでTVのスイッチを入れた私はETV特集<食べられなくても生きられる>胃ろうの功と罪を見ました。
 高齢の母の自宅介護の時にもしばしば食事が摂れない時期が訪れそのたびに家族は不安になり狼狽していたものです。この先は胃ろうになってしまうのだろうか・・・とのおもいで過ごさなければならなかったのです。
 母の施設でも多くの方が胃ろうでの栄養摂取していらっしゃいます。簡単な十分程度の手術で済むのですが、はたしてこれが幸せなのか・・・と複雑な思いがいたします。
 番組中の事例に、老人の自らの考え<食は命なり>を尊重して胃ろうを拒否されたご家族がありました。いわゆる自然の看取りでいい人生だったと思われる生き方でした。
 龍馬にも誰にも最期の日はやがて来るわけですが、人生最後の日をどのように迎えるのか問われているようでした。
 肉体的に生きているだけではなく心も生きていい人生だったと自分の幕を引きたいもの・・・。

  < わが人生 迷わず決めた 選択肢 >
 

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