晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

耕作放棄地

2010-11-18 20:54:39 | Weblog
 周囲の木々も色づき秋も本番。
 サツマイモの堀あげです。鍬を振り下ろすと何度もカチン・カチンと石にぶつかる音が響き渡ります。石を拾い上げては鍬を振る、そんな地道な作業の繰り返しです。
 かつては梨畑であった土地を地上げし、新しく水はけの良い地に造成したものですから石ころゴロゴロのとても使い辛い畑になってしまったのです。
どんな畑も始まりは一つ一つ小石を拾い出し丁寧に働き素直な畑に造り上げてきたのでしょう。
 跡取り息子である夫が父から受け継いだ田畑は、縮小することなく何とか全てを耕作しております。しかし、正直なところ少々負担に感じることもあるわけです。
 近辺の耕作放棄地も目につきはじめ農家の行く末を案じております。
そんな思いで働く農作業もサツマイモを掘り上げた跡には何の作物を育てようか・・と新たな構想に希望も湧くものですから耕作放棄は無縁のようです。

  < 跡継ぎの 細々守る イモ畑 >


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