やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

春、届く

2012-05-01 | やまがた抄




通勤の途中、その姿を見かけてしまったので、(一寸、見てゆけ、といふ声も聞こへたのでー)立ち寄ってみる。

貫津の種蒔き櫻。
満開、でした。

樹齢400年ほどの、江戸彼岸。
叶はないものながら、以前、樹の前にて出くはした老婆が云った、主幹が折れる前の”それは、立派な櫻だった”といふ、彼女の記憶の中に入り込みたいものですー。



そして、また、見滝寺の櫻も見に行ってしまった。











樹齢200年余の、江戸彼岸の枝垂れ。

なんだか、すっかり調子にのってしまった(らしいー)寺の方が、参道部分を枝垂れ櫻で埋め尽くし、その樹はまだ若いながら、あと十年もしたら、見事な櫻山になる、嬉しい予感がします。

入り口に立つ種蒔き櫻も、とても元気で、樹齢100年ほどでせうかー。
江戸彼岸特有の、楚々とした花が美しい。



そして、



東京の友人から、春の到来のやうに、竹の子が送られてきました。
今年の竹の子は、とても立派なもので、恐縮至極、です。

早速に、煮て食しましたが、前日に掘ったといふ、その歯ざはりの、なんと香ばしいこと!!

遅い春が、届いてゐます。