やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

程々の街

2007-05-27 | やまがた抄

山形市の中心部に用事があるとき、県立の駐車場を利用します。
ゲートを出ると、旧県庁舎(現在は、文翔館)を中心にした建物が目にはいります。

山形市にも、高層のビルやマンションはそれなりにありますが、このあたりの景色は程よい高さに保たれてゐます。

”程々の街”だな、と思ひます。

かつて57万石あったとされる山形藩の姿は、藩内のお家騒動の連続で、幕末期には5万石まで成り下がり、そのまま、明治の時代に突入してゆきました。

他聞にもれず、山形市の中心街も特に商店街は賑はひからは日に日に遠のいてゐますが、まあそれも、人の動きの変化と、商店街の非努力の結果でやむを得ないことでせう。

”程々の街”で、程々の日々を送る。
まあ、そんな、非積極的なありかたもよいのでは、と思ふ昨今ではあります。