月山道を通る 2007-05-09 | やまがた抄 注連寺へ行くには、”月山道”を使ひます。 今の季節、その道すがらの景色は、生命が再生してゆく姿のやうです。 根元に雪を残しながらも、ブナの樹々は自らの体温?でその雪を解かし、早くも天に向かって新葉を出してゐる姿は、まったく、あっぱれです。 途中で、藪椿の姿を見ました。 数メートルにもなる雪に耐へて、根曲がりしながら、花をつけます。