日曜日の夜、新日曜美術館でカラヴァッジョを特集してゐました。
以前、『マグダラのマリアの法悦』の写真を見てから、彼の、ただならぬ天分に圧倒され、ほれこんでゐます。
稀有な天才を、おそらく、酒、女、同性愛、賭け事、喧嘩で消耗させ、絶頂な人気を誇ってゐながら、注文主の希望を無視し、聖母のモデルには娼婦や水死体(とされる)の女を描き、決闘で文句をつけ殺人を犯し、投獄や脱走を繰り返し、40歳を前に海岸で野垂れ死ぬ。
けれど、彼の作品の、光りと蔭の間を突き抜ける、狂気寸前の凄みが好きです。
幾つかHPを載せておきます。
興味がありましたら、ご覧ください。
参考1
参考2
参考3