goo blog サービス終了のお知らせ 

自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

月刊ガロを読む

2025-04-26 | Weblog
 左肩の痛みも和らいできているので、ぼちぼち長い距離も乗ってみようかと、今日は半年ぶり位の安楽越え。
 現在の調子では、安楽の坂を登る事さえできるだろうかと一抹の不安。まぁ、休み休み行けば登れるだろうと。8時半頃家を出る。今日の目的地は、柘植の「こげら文庫」昨年5月に訪れたが、運動会で遅い開店時刻となって入店できなかった。11時半開店なので、時間はたっぷり。帰途の脚を残して置くような、ゆっくりで走る。
 安楽の坂は、10㎞を割る速度でのろのろと。これがまぁ精一杯かと。途中、新緑を観て休息(下の画像)。
 坂を下りて、滋賀県側はやや寒い。朝、着用していたジレやニーウォーマーを使う。
 油日神社にも立ち寄って参拝し、柘植の「こげら文庫」へ。(見出しの画像(店内))、下は外観の画像)
 ランチは1種700円。パンと鶏肉と豆の煮込み。店主は3歳下だった。ここは月刊「ガロ」が創刊号から揃っている。そのほかの漫画本など含め350冊。他の客もいなくて、当然、当時の漫画談義。つげ義春の「ネジ式」を観たくて、出してもらう。ガロつげ義春特集号(47号)だった(みだしの画像、机の上)
ガロを読んでいたのは、50号ぐらいまでか。大学へ進学するようになって漫画とは離れてしまった。しかし、自分の子ども時代は漫画一辺倒だった。すべての知識、価値基準は漫画によって身につけたと言っても良いと思っている。
 店主は若い頃漫画を書いて投稿した事もあったようで、入り口にあるつげ義春の漫画を元に書いた看板も自作のようで、筆も達者のようだ。自分も漫画を書いていたこともあり、永島慎二が好きだと言う(自分と同じ)店主との話は尽きないが、1時間程度で切り上げ、店を出る。懐かしかった。そういう雰囲気に浸りたければ、また行けばよい。「ガロ」を読んだことのある方、ガロ掲載の漫画家が好きな方は外せない店だ(金土日営業)。
 加太、関、鈴鹿川右岸堤防道路、阿野田、下庄で帰宅。走行90㎞。

コメント