相方がレコードコレクター誌を買ってきてこう言った。「今回はソウル/ファンクの100曲やて。
67年から79年か。また、当てるか?。」
つまり、挑戦状を叩きつけてきたのである。もちろん受けて立つのが男の子というものだ。
実は雑誌の表紙を飾ったのがスライ・ストーンであることは事前に知っていたので
偉そうに「ふっ、1位の曲はノー・ヒントで当てたるわ。スライの『STAND』やろ。」と言ったのだが
「阿呆やなあ、スライのボックスが出るから表紙なんや。小賢しい計算するから外すんやで。」
と返すではないか。
「ほんなら、やっぱあれか、『WHAT'S GOING ON』か?。」
「残念ながらな。」
件の曲にケチをつける気は毛頭ないが、私と相方はマーヴィンなら『LET'S GET IT ON』と
いうことで意見の一致をみているのでこんな会話になった。
因みにスライは4位に『FAMILY AFFAIR』6位に『THANK YOU』がランクインしていて
『STAND』は32位だった。
J.B.の2位を当てたものの3位の人も曲もさっぱりわからない。相方が読み上げた文章の
内容から、それを書いたのが湯浅学だというのはすぐに当てたのだが。(笑)
ここで、早くもハタと気づいた。私はソウルやファンクをアルバム単位でしか捉えてなかったというか
そういう聴き方しかしていないことに。これでは、シングル曲が対象の今回のような
チャートにはほとんど対応できない。早くも頓挫である。(笑)
何とかアル・グリーンの名前を絞り出したが、曲名が最後まで出てこなかった。ああ・・・。
で、何故だか東京公演のライブ盤を引っ張り出して曲名を眺めて、「ああ、これか。」と。
それでも、ミーターズとプリンスの曲名を一発で当てて、相方を驚かせることができて
良かったよかった。(笑)大体、高校生の時にクラスでプリンスの「1999」を押していたのは
俺くらいのものだったのだ。そもそもストーンズの前座をやったということを知って興味を
持ったのだが、ミーターズにしたってジョン・ボーナムのルーツの一つとして知ったのであって
やはり、ロックに関わるところから興味が拡がったことが今更のように確認できた。
同時にグラディス・ナイト&ザ・ピップスやステイプル・シンガーズを
ろくに聴いていないことも露見。
丁稚からやりなおします。