HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

今年のSuperfly

2010-12-21 20:06:52 | 日本のロック・ポップス

今年の晩夏に四国の実家へ帰った際に、とある1軒のうどん屋に寄った。人気の店
ということで、昼間からかなりの賑わいであった。かつ丼とうどんのセットを食べたのだが
丼の大きさに「完食できるか」と不安になりつつも、なんとか完食し味も良かったので満足だった。
会計をしようと立ち上がった時に、ななめ前の女性(推定27歳)が何食わぬ顔で、私と
同じメニューを食べていたのには驚いた。若いっていいね。(笑)
入店時には気が付かなかったが、レジの横に大きな写真とサインが飾ってあるのをみつけた。
「えっ、こんなとこまでSuperflyはうどんを食べにきたの?」と驚いたのだが、
すぐ「ああ、俺は今、愛媛にいるんだ。」と気付いて何だか笑ってしまった。
というわけで今年もSuperflyのCDを買いましたよ。(笑)

掲載写真右は9月に出た「Wildflower & cover songs」。Superflyに限らず、今時の
シングルは何がしかの付加価値の付いた物が多く、これは初回限定で8cmのボーナス・
ディスクが付いていたが、通常版でも2枚組で1枚は4曲入りのマキシ・シングル仕様、
もう1枚はかつてシングルとカップリングで収録された洋楽カバーを集めた15曲入りCDで
新録もある。シングルを熱心に集めたわけではないので、過去の録音をまとめて
聴くことが出来るありがたい企画である。新録の中にはストーンズの「BITCH」もあるし。
その「BITCH」、いきなり出だしの歌のキーが異様に高い。で、そのまま最後まで歌いきって
しまうのだが、勢いのある歌手というのはそういうものであると、まざまざと感じた。
このCDは3面見開きジャケで、中ジャケの写真が70年代のSSW風なのも気にいった。

掲載写真左は先日リリースされたばかりのシングル「Eyes On Me」。カップリング曲が
初期のライブ定番曲の初音源化というのも気が利いているが、その上をいくのがこれも
初回限定の今年のライブ映像を6曲収録したDVD。9月のシングルに収録された4曲中3曲の
ライブを素早く映像化するというのは、ファン心理をよく捉えた戦略である。
デジパック仕様の中ジャケの写真がまた良くて、なんとなくマーゴ・ガーヤンの「TAKE A
PICTURE」を想起するのであった。

で、一つ気になるのが今回の「Eyes On Me」のカップリングに洋楽カバーがないということだ。
あれは楽しみなので、今後も続けて欲しいなぁということで、これが今年のSuperflyであった。

コメント (4)
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