HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

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追憶のブートレグ61・ACT26 / LED ZEPPELIN

2008-08-25 21:09:08 | ROCK
オリンピックが終わってしまった。開催国に興味が無いので
熱心に見ないだろうと思っていたのだが、時差がほとんど無いこともあって
前回のアテネより多くの時間をテレビと共にしてしまった。
開会式の花火がCGだったことが早々に話題になったが、流石は大国、
4000年の歴史は伊達ではなく閉会式は立派に修正してきた。
まさか、ジミー・ペイジさんのCGがあんなに完成度が高いとは驚きである。
事前に録音した音と寸分違わず動くのだから、あの技術は映画や音楽の映像を
作るうえで大いに参考になるだろう。

えっ、ジミーさんはCGじゃなかったの?。
それは失礼しました。いくら高いところとはいえベッカムさんのキックも
しょぼかったので、どちらもCGもしくはお得意の偽者かと疑ってしまいました。(笑)

レッド・ツェッペリンのブートレグはある一時期までは熱心に集めていた。
しかしながら、ジャケットに金がかかっているのか単価は高くなる一方だし
かつて自分の店で売っていたにもかかわらず、新しいブツが出たら
「既発にあった過剰なイコライジングを廃しナチュラルな音で・・・」という
内容を平気で売り文句にするし「既発より1分長い」とかいっておきながら
何が長いかと言うと、オーディエンス・ノイズだったりで、今では
ほとんど見向きもしなくなった。

かつて所持したブートレグで一番重量が重かったのはツェッペリンの
アナログ50枚組で、総重量は25キロほどであった。1枚出すとボックスに
入れるのが難儀だったし、50枚のうちの10枚は「STRANGE TALES FROM THE
ROAD」だったしで、だんだん疎ましくなり引越しする際に処分してしまった。

アナログ・ブートレグも少しは残してあるのだが、個人的な思い入れがあるブツと
いうだけで、今となっては音源的な価値はない。
掲載写真のEPも7インチという可愛らしさ故にまだ手元にある。
それでも89年にこれを聴いたときは、本当に嬉しかったものだ。
エディ・コクランの「SOMETHING ELSE」とセカンドのアウトテイクと思しき
「THE GIRL I LOVE」は何度も繰り返して聴いた。
同時にCDも出てCDの方が曲は多いし、音質は2ランク・アップとか
訳のわからないことを広告には書いてあったが、なんとなく7インチの方を
選んだ。ジャケットもこっちのほうが良かったし。

今でも思い出したようにこの7インチを聴く。そしてほぼ間違いなく
その後はDVDのROYAL ALBERT HALL 1970を見て、怒涛のエディ・コクラン・
ナンバー2連発に打ちのめされるのだ。




コメント (5)
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