HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

MY FAVORITE BEATLES ACT3

2008-08-02 19:30:27 | ROCK
今回のビートルズ・セレクションは「モンドリアン」というバンドの
オリジナル・メンバーで創設者である信岡勇人さんの20曲。
バンドの名前は画家のピエト・モンドリアンに由来する。
デザイナーとしての活動もしていて、リシャール・ピナスの編集盤やミック・
ファレンのライブ盤、日本が誇るロック・バンドであるマーブル・シープの
近年のアルバムやシングルのジャケット・デザイン等を手がけている。

選曲:信岡勇人 / MOND’RIEN

思いつくままに曲を並べてみました。順不同です。スタジオにこもって、エコーかけたり、パンしたり、メロトロンやシタールを演奏してみたり、弦や管を加えたり、テープの回転数を変えたり、そのテープを繋ぎ合わせてみたり、バケツの水をぶくぶく泡立ててみたり、ダライ・ラマと数千人のチベットの僧侶が山頂でお経を唱えているようなサウンドを所望してみたり、そういうビートルズが好きなので、録音時期が近い選曲になりました。後からハリーさんの選曲と見比べてみると4曲しか被っていなかったので、ちょっと不安になりました。
ビートルズの中でどの曲がいちばん好きかと問われたら、03と答えることにしています。好きなアルバムは、んー、ホワイトアルバムか、もしくはイエロー・サブマリンのリミックス/リマスター盤ということにしておきます。

BLOCK1
01 Tomorrow Never Knows
02 I'm Only Sleeping
03 Only A Northern Song
04 Happiness Is The Warm Gun
05 Hello Goodbye

BLOCK2
06 Strawberry Fields Forever
07 I Am The Walrus
08 Nowhere Man
09 The Continuing Story Of Bungalow Bill
10 A Day In The Life

BLOCK3
11 Lucy In The Sky With Diamonds
12 Being For The Benefit Of Mr. Kite
13 Helter Skelter
14 Julia
15 Across The Universe

BLOCK4
16 We Can Work It Out
17 Cry Baby Cry
18 I’m So Tired
19 It's All Too Much
20 Eleanor Rigby


私にはこのリストはちょっと意外でした。
サイケでグラムでミニマルな印象がノブオカさんにはあるのですが、
その3つとて、人によっては解釈が違うということを再認識したと
いってもいいでしょう。
「The Continuing Story...」はヨーコの声が聴けるのが私にはポイント高し。
「Eleanor Rigby 」はアンソロジーの第2集でストリングスのみの
バージョンを聴いて、直接ビートルズの4人に関係ないものの「凄い」と
思いました。
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MY FAVORITE BEATLES ACT2

2008-08-02 00:08:20 | ROCK
さてビートルズ・セレクション、今回の選者は66会メンバーでもある
イケダさんのベスト20である。
1曲ごとのコメントもいただいたので、併せてお楽しみいただきたい。
ベーシストとしての視点というのは、私には無いものなので面白い点が
沢山ある。

選曲:イケダ / シスターラヴァー

BLOCK1

Strawberry Fields Forever
冒頭からジョンの世界に引き込まれてしまう。奇跡の瞬間とリンゴのドラム、
最高。
A Day in the Life
詞、曲、演奏、アレンジ、etc・・・ポールの貢献もはまって全てが完璧。最高。
While My Guitar Gently Weeps
ジョージ作品の私的最高峰。やはりクラプトンのギターは素晴らしい、最高。
Hey Jude
一時はランク外だったが、ひと廻りして再認識。ジョンのコーラスがいい、最高。
Dear Prudence
ビートルズへの入り口だったこの曲。思い入れはさておきポールのベースは最高。

BLOCK2

Tomorrow Never Knows
ディス・イズ・サイケデリック。ワン・コード、ループが好きなのはここが
出発点。
It's All Too Much
厳かなオルガン、そして怒濤の音の洪水へ。ゴリ押しベースのドライヴ感がいい。
Revolution
超弩級のロックンロール。一番好きなのはプロモ・ヴァージョンである。
Helter Skelter
ポールのシャウト、ジョンの暴力ベース。ヘヴィ・ロックでノックアウト。
Happiness Is a Warm Gun
ジョンのロックンロールはここでひとつの完成をみた。途中のポリリズムは衝撃。

BLOCK3

Day Tripper
この時期のリフ曲は皆好きだが、特にこれ。ベースを始めた頃の課題曲だった。
Magical Mystery Tour
たったの3分弱でこの起承転結の付け方は見事。映画のタイトル曲に相応しい。
I Am the Walrus
不安を煽るようなストリングスが効果的。言葉で遊ぶリズム重視の歌も秀逸。
Across the Universe
英語は分からなくとも言葉の美しさは分かる。『アンソロジー』版が一番いい。
I've Got a Feeling
ジョンとポール、最後の競作。映画の演奏シーンでのふたりがとても印象的だ。

BLOCK4

Not a Second Time
初期におけるジョン作ロックンロールの私的最高峰。2nd一曲目も捨てがたいが。
I'm Down
初期におけるポール作ロックンロールの私的最高峰。1st一曲目も捨てがたいが。
For No One
上記「my guitar」「prudence」など、ベース音が下降する曲には弱い俺です。
The Inner Light
メロディが美しい名曲。最後の最後でやっとジョンとポールが登場するのが憎い。
You Never Give Me Your Money
静から動、そして「sun king」へと続くエンディング。ポール流三部構成が見事。

曲順は録音順(のはず)。

フェイヴァリット・アルバム
『The Beatles』
ヴァリエーション豊富なソロ作を詰め込み、作品として散漫になってしまったが
これが逆に何度聴いても飽きがこないという面白さに繋がった。

フェイヴァリット・ソング
A Day in the Life

イケダさんは「高校の時テレビで見た『ビートルズ・ストーリー』の
影響が大きい」とのコメントもくれました。
私もそれで「REVOLUTION」のプロモを初めて見て、リンゴのバス・ドラの
ヘッドのデザインに悩殺(笑)されました。
個人的に「サージェント・・・」は全く評価していないのですが
アルバム最後の曲には今もやられっぱなしです。


I heard the news today, oh BOWIE!
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