HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

STILL

2015-08-08 20:01:14 | ROCK

先週の土曜日は、ひたちなかで大勢の人に混じって猛暑の中、野外コンサートに参加
していたわけだが、今日参加した人たちは幾分涼しくて(と言っても暑いだろうが)
よかったのではないだろうか。

で、今日の私は地元の花火大会を楽しんでいる。昨年の花火大会は私が参戦したROCK
IN JAPANの日と重なったのだが悪天候で順延となり、結果見ることができた。
今年は私がROCK IN JAPANに参戦する日と日程が被らないことがあらかじめ
わかっていたので、枝豆をつまみにビールを飲みながらマンションから花火を眺めている。

BGMはリチャード・トンプスンの新作「STILL」。今作はウィルコのジェフ・トゥイーディが
自らプロデュースを申し出た盤で話題を呼んでいた(はず)のだが、
これが実に聴き応えのあるアルバムとなって登場した。

リチャード以外の何物でもないエレクトリック・ギターのトーンとフレーズが気持ちよく
鳴り響く様を聴くのは快楽以外の何物でもない。そのうえ、要所要所に配された
アコースティック主体の曲がいいアクセントになっていて全く飽きさせない。

アルバム最後の曲は『GUITAR JAMBOREE』ならぬ、『GUITAR HEROES』。
ジャンゴ・ラインハルトやジェームス・バートン、ハンク・マーヴィンらの
フレーズを聴かせる楽しい曲。

DX盤は2枚組でリチャード自身がプロデュースした5曲収録の「VARIATIONS EP」
と題されたCDが添付されている。こちらも、いつものリチャード節炸裂でここは
この2枚組を手に入れるしかない、という感じである。

紙製ジャケを開くとストラトキャスターが胸に突き刺さって倒れているリチャードの
写真に驚く。これは何を意味しているのだろう。まさかこれでTHE ENDってことは
ないだろうが、ドキっとさせる写真である。

ああ、なんだか花火の火薬の匂いが風に吹かれてここまで来てるぜ。
なんて思ったら、それは蚊取り線香が燻っている匂いだったりして。(笑)

夏は続く・・・。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする