今回のクールで見ているテレビ・ドラマは「ストロベリー・ナイト」「最高の人生の終わり方」「家族八景」
「孤独のグルメ」「13歳のハローワーク」「相棒」。全てハード・ディスクに録画して、空き時間や週末に
CMを飛ばして一気に見ている。列記して自分でも驚いたのだが、6つも見ていたんだ。(笑)
掲載写真はBONNIE PINKの新曲『冷たい雨』。テレビ・ドラマの主題歌だが、ドラマ自体は見ていない。
ドラマの主題歌であろうとなかろうと、BONNIE PINKの新曲なら、チェックせねばならないのが
ファンというヤツである。
一聴して今までの曲と感じが違うのは、歌詞のせいだろうか。どちらかというと女性の可愛らしい心の動きの
描写に長けているイメージが強かったのだが、今回はカップリング曲ともども、もっと力強く前向きに
現状に対峙する女性を描いている。これはドラマの内容を鑑みたものだろうし、BONNIE自身の気持ちの
在り方も反映されているであろう。実にポジティブでいいな、と思う。若い方の捉え方というのが
どういうものかは想像もつかないが、BONNIEと同年代前後の女性層には響くものがあるだろう。
それを大きな気持ちで受け止める男の図、というのも「目線がおかしいだろう。」という突っ込みを
受けそうだが、否定しない気持ちを持つことは大事だとも思う。
昨年出したアルバムは、過去の曲の再録音集であった。再録音というのは、昔の曲を録音時点の解釈で
新しい生命を与えるというものだろうが、オリジナルに思い入れがあればあるほど、「バリエーション」としか
捉えられないこともある。まあ、私だけが、そうなのかもしれないが正直なところ、新曲を渇望していたわけで
今回の新曲を聴いたら、今年こそは新曲でのスタジオ・アルバムが聴きたいと、次の欲望が湧き出てくる。(笑)
アルバムの中に、今回の新曲が収まったとき、どんな表情を見せるか、楽しみだ。
雨にうたれるBONNIEに、傘を差し出すことができる男が羨ましい。