HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

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EUROPE 72 の全貌

2011-01-22 18:56:48 | ROCK

2008年1月の当ブログで「グレイトフル・デッドの数あるライブ盤の中で一番好きなのは
『EUROPE 72』だ。」と書いた。その思いは今も同じで、相変わらず常用している。

そして、ここにきてデッドのHPで、素晴らしくも怖ろしいアナウンスがあった。
なんと4月7日のウェンブリーから5月26日のライシアムまでの全22公演を、60枚を
超えるCDに70時間以上詰め込んだボックスのリリースを予定しているというではないか。

72年欧州ツアーの音源は「EUROPE 72」以外にも「ROCKIN' THE RHEIN WITH THE
GRATEFUL DEAD」や「STEPPIN' OUT WITH THE GRATEFUL DEAD ENGLAND'72」、
といった盤で聴くことができた。当然それらと重複する音源が含まれるだろうが、そんなことは
今回のアナウンスの前では全く問題にならない。あのツアーの音源を日別にコンプリートで
聴くことができるなんて、夢のようじゃないか。

しかしながら、今回のリリースには但し書きがある。
製作費が嵩むので4月1日までに3000件のオーダーが入らないと、制作しないというのだ。
お値段は$450也。決して安くは無いのだが、全世界のデッド・ヘッズはオーダーするのだろうか。
わざわざデッドのHPに但し書きが掲載されるくらいなので、そんなに簡単に集まる数では
ないのだろう。実際、ザ・フーの2006年の北米ツアー20公演分のCDとDVDを収録したボックスは
$500という値段のためか、はたまた2006年という年代のせいか、限定150部がまだ完売
していない。しかしながら、くどいようだが1972年のグレイトフル・デッドなのだ。
ここは、なんとしてもボックス・セットのリリースを実現してもらいたいのだ。

日本からオーダーすると送料がいくらになるかはまだ未定だが、おそらく$50近くかかるだろうし、
関税がかけられるのも間違いないだろう。それでも私はオーダーするつもりだ。
とりあえず、名前とメール・アドレスだけは送信した。返信には「次の指示を待て」とある。

天国の扉は目の前だ・・・・。

追記: 送料は$85、発送は9月とのこと。

コメント (2)
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