以前は単体で商品化されていたが、今のところ3枚組DVD
「THE COMPLETE MONTEREY POP FESTIVAL」でしかオーティスと
ジミ・ヘンドリックスの演奏を収録した「あの」ソフトは市場に並んでいない。
高額ではあるが先のソフトに加え、映画「MONTEREY POP」に多くの
驚愕の映像を収録したアウトテイクが見物であるため必携である。
ジミの映像を捉えたソフトとして「THE DEFINITIVE EDITION」との
ふれこみでモンタレーの映像が登場した。DVDならではの特典が魅力的だ。
特にジミをフューチャーしたものではないが、フェスティバルのドキュメントや
関係者の回想シーンは、興味深い話が満載なので字幕が付く日本版の購入を
お勧めする。
ママス&パパス(特にジョン・フィリップス)が当時の西海岸であれほど
大物扱いとは今の日本では想像も付かないし、テレビ特番用として
テレビ局から予算を捻出させておきながら、映画へと昇格させるくだりは
面白い。
「セカンド・ルック」として未発表カメラ・アングルで3パターン収録
した曲を5曲見ることが出来る。私はまだ全てを見ていないのだが
DVDをセットして「本編は何度も見ているから特典から見るか」くらいの
気持ちでぼんやり見ていたら、いつまで経ってもノエル・レディングばかり
延々映っているので、あわててパッケージを見た(笑)くらいなので
これから沢山の発見があるだろう。
本編も編集が少々違っている。
演奏シーンはそれほど手を加えてないと思うが、まずジミ達を紹介する
ブライアン・ジョーンズを映すカメラ・アングルの違いに驚く。
曲が終わったあとは大抵ジミの素敵なMCが入るのだが、客席の様子や
曲が終わる際もしくは始まる際の映像も若干従来の物とは違う。
先日発売されたレッド・ツェッペリンの「狂熱のライブ」は音はいじって
いるが映像は固定であった。今回の「モンタレー」はもうちょっと
腰を据えて見る必要があるかもしれない。
最終曲の「WILD THING」のエンディングでジミがギターを燃やすのは
有名だ。ジミはギターをステージに何度も叩きつけ、そのはずみで
シンバル・スタンドが倒れたりするのだが、そこでその狂騒に
乗っからなかったミッチ・ミッチェルがいたからこそ、あのシーンは
伝説になった。あそこでドラム・セットが崩壊したらジミ達の前に
演奏したザ・フーの二番煎じになっていただろうから。
本編が全て見所なのは言うまでもないが、今回の私は
「LIKE A ROLLING STONE」を演奏中にジミが「歌詞を間違っちまった」と
言うところに愛を感じた。(笑)
「THE COMPLETE MONTEREY POP FESTIVAL」でしかオーティスと
ジミ・ヘンドリックスの演奏を収録した「あの」ソフトは市場に並んでいない。
高額ではあるが先のソフトに加え、映画「MONTEREY POP」に多くの
驚愕の映像を収録したアウトテイクが見物であるため必携である。
ジミの映像を捉えたソフトとして「THE DEFINITIVE EDITION」との
ふれこみでモンタレーの映像が登場した。DVDならではの特典が魅力的だ。
特にジミをフューチャーしたものではないが、フェスティバルのドキュメントや
関係者の回想シーンは、興味深い話が満載なので字幕が付く日本版の購入を
お勧めする。
ママス&パパス(特にジョン・フィリップス)が当時の西海岸であれほど
大物扱いとは今の日本では想像も付かないし、テレビ特番用として
テレビ局から予算を捻出させておきながら、映画へと昇格させるくだりは
面白い。
「セカンド・ルック」として未発表カメラ・アングルで3パターン収録
した曲を5曲見ることが出来る。私はまだ全てを見ていないのだが
DVDをセットして「本編は何度も見ているから特典から見るか」くらいの
気持ちでぼんやり見ていたら、いつまで経ってもノエル・レディングばかり
延々映っているので、あわててパッケージを見た(笑)くらいなので
これから沢山の発見があるだろう。
本編も編集が少々違っている。
演奏シーンはそれほど手を加えてないと思うが、まずジミ達を紹介する
ブライアン・ジョーンズを映すカメラ・アングルの違いに驚く。
曲が終わったあとは大抵ジミの素敵なMCが入るのだが、客席の様子や
曲が終わる際もしくは始まる際の映像も若干従来の物とは違う。
先日発売されたレッド・ツェッペリンの「狂熱のライブ」は音はいじって
いるが映像は固定であった。今回の「モンタレー」はもうちょっと
腰を据えて見る必要があるかもしれない。
最終曲の「WILD THING」のエンディングでジミがギターを燃やすのは
有名だ。ジミはギターをステージに何度も叩きつけ、そのはずみで
シンバル・スタンドが倒れたりするのだが、そこでその狂騒に
乗っからなかったミッチ・ミッチェルがいたからこそ、あのシーンは
伝説になった。あそこでドラム・セットが崩壊したらジミ達の前に
演奏したザ・フーの二番煎じになっていただろうから。
本編が全て見所なのは言うまでもないが、今回の私は
「LIKE A ROLLING STONE」を演奏中にジミが「歌詞を間違っちまった」と
言うところに愛を感じた。(笑)