HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

安田 南 / SOME FEELING

2005-08-03 20:43:07 | 日本のロック・ポップス
77年に発表された安田南の3枚目のアルバム。
彼女に関して知っているのは、「プカプカ」のモデルで
あること、71年の全日本フォーク・ジャンボリーの彼女の
ステージが愚かな集団に台無しにされたこと、この2点のみ。
もちろん音なんて聴いたことも無かった。

ロック者の興味は小原礼、村上秀一、大村憲司が録音メンバーに
参加していることだろう。つけくわえれば、私なんかは
タケカワ・ユキヒデ作曲の曲が2曲収録されていることを
CDを購入して初めて知ってそれが嬉しかったりする。
全10曲中、その2曲のみ安田自身が作詞しているのも
興味深い。

微妙である。私は同時代にこの音に触れていないし、ゴールデン街に
思い入れはないし、ましてこれも伝説の片岡義男との深夜ラジオも
知らない。知らないなら「黙っとれ!」と言われそうだが、
同時代を生きた人ほど感慨深くこのCDを聴くことは無いだろう。
映画「ルパンⅢ世」のシリーズのエンディングは、どれも同じような
曲が使われてあまり感心しないのだが、そんな感じの曲もある。
なかには「おっ!」という曲もあるが、数多のポピュラー音楽の
女性ボーカリストの中で傑出しているかと言えば、そうは思えない。
ただ・・・。スムーズにアルバムが耳を通過するかといえば
そうではないところが、曲者だ。同じ音量でミックスされている筈なのに
何故か、ワン・フレーズが大きく歌われるな感じで耳に残る。
存在感と言うヤツなのか?。

なんといってもジャケットが印象的である。バッグを地べたに
置く女。(笑)指にはさまれたタバコはかなり短い。
そしてなんといってもこの座り方・・。
私を男と意識してか、それともしてないのか、私を助平と知ってか
知らずか、たまにこういう座り方をされると本当に困ってしまう。
それはおいといて(笑)、このジャケットほどアルバムの中身を
見事に表現しているものはない。可愛さと色気と何時であっても
夜を思わせる佇まい。「男たち」の記憶に残るのはこういう
女なのかもしれない・・・ということを考えさせられた
アルバムであった。

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I LOVE MY LABEL

2005-08-03 20:05:16 | DAY BY DAY
こう歌ったのは「STIFF」在籍時のニック・ロウ。
「STIFF」のシングル第一弾はニック・ロウの「SO IT GOES/
HEART OF THE CITY」でレコード・ナンバーは「BUY 1 」。
買え!と来たもんだ。レーベル・ロゴはは4回ほど変わるが
大好きなレーベル。レコ屋、レコード会社にお願いがある。
STIFFの大キャンペーンをやるときには
紙ジャケや帯の再現もいいけれど、バッヂをつくって欲しいな。

ここまでは枕。
掲載写真のコースターとバッヂはこれも大好きなレーベルである
「BEARSVILLE」のロゴを使ったもの。可愛らしいでしょ?。
ベアズヴィルの作品を2枚続けてとりあげたので、押入れから
引っ張り出してきました。

バッヂはなんだかよくわからないままユニオンでもらった。
コースターは90年代半ばにジェシ・ウィンチェスターのLP時代に
プロモ・オンリーだったライヴ盤がCDになった時に「ヴァージン」が
販促でつくったもの。(だと思う。)ポール・バターフィールドも
同時にCDになって2枚買ってコースターも2枚もらった。
懸賞に応募したTシャツは外れた。欲しかったな~。




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