HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

森園勝敏バンドin手賀沼ジャズ・フェスティバル

2005-08-22 20:09:04 | DAY BY DAY
昨日は近所であった市民フェス(無料です)で、森園勝敏バンドの
ライブを見ました。今年で第何回なのかも知らない不届き者なのですが
実は第1回めは見ました。名前は見事に失念したのですが
チャーリー・パーカーのおそらくヴァーヴ時代?にバックを
担当したことがある黒人ピアニストがメインで登場するのが
見に行く最大の動機でした。会場の後ろのほうでバーベキューしていた
おじさんがいきなりステージで演奏を始めたのが何ともいえず
格好良かったことを覚えています。

それから一度も見に行くことは無かったのですが、たまたま見た
広告に「森園」の名前があったので、これは見に行かない手は
ありません。車なら10分とかからない場所なのですが、どうせ
ビールを飲むから、と歩いていったら片道50分もかかって大汗を
かく始末。ビッグ・バンドや若手のジャム・バンドの演奏が
延々続いて、トリが森園バンド。客層がそれまでとガラッとかわるのが
見ていておかしかったですねぇ。それまで木陰で休んでいた
明らかに私よりも10歳は上の方たちが男女問わず、わんさか前の
ほうに出てきましたから。(笑)

芝生に座って夕闇がほとんど夜にかわろうとする中、風もすずしく
最高のシチュエーションで短い時間ながらも楽しみました。
時間が押し捲っていたので、なんとか終わらせようと合図するスタッフ、
ベーシストの方は気づいていたようですが、肝心の森園さんは
全く気がついてないようで、弾きまくりの熱演。ドラムスが
セット・リスト終了とばかりにステージを降りても、次の曲を
弾き始めようとしたところが、なんだか嬉しかったですね。
往年のブルーズやロックの名曲のカバー大会だったのですが、
後半のジミヘン3連発にはやられました。なんといっても「STONE FREE」。
イントロのハーモニクスだけで鳥肌がたちましたよ。
大音量で程よく歪んだそのサウンドはまさにストラト・モンスター。
このあと、茨城は土浦に移動して更にライブの予定が入っているとは
とても思えない内容で大満足でした。

もうすぐ私は今いるところを引っ越さなければならないのだが
いい思い出になりました。

コメント
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