活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

【空気を変えよう】エステーの逆襲【空気を読もう】

2014-01-21 21:11:41 | Weblog
フジX-T1が発表されました(公式にはまだ?)。
「フジカSTシリーズに似てる」なんて言われていたけど、実際はSTでもコンタックスSTに似ている感じw
外観的にはダイヤル式のアナログ操作系が良いバランスですね。ゴテゴテのニコンDfとはかなり印象が違って、操作感よさ気です。

しかし、翻っては、国内メーカー最後発で一眼レフに参入したフジの一眼レフSTシリーズは、最先端の技術を盛り込みながらも、M42マウントを引きずったせいか、メジャーになれなかった悲運なカメラでした。
・ST701:待望の初一眼。当時最小最軽量。オイルレスメタル。
・ST801:世界初のLED表示“ツインクルカプセル”ファインダー。
・ST901:世界初のデジタル(数字)表示ファインダー。
・ST605:一転、絞込み測光の普及機。
・AZ-1:ST銘ではないが、901の廉価版。ワインダー付き。
このあとバヨネットマウントで「両優先AE」のAXシリーズにチェンジしますが、これもまた全然売れなかった・・・。

701から44年。今年はフジ創立80周年とのことにて、先日の新聞各紙2面ぶち抜きの企業広告でした(こちらの地方紙まで)。
今のところ最後発でミラーレスに参入したフジですが、Xでリベンジなるか。
ま、今となっては、フジにとってコンシューマーカメラ部門にはそんなに気色ばむだけのウェイトはないのかもしれませんが。