活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

勃興しつつある新市場でビギナーを囲い込むための一案。

2010-04-02 23:36:42 | Weblog
レンズ交換式デジタルカメラの国内出荷台数が前年同月比264.4%に~CIPA2010年2月統計より
4月1日付けの記事だけど,エイプリルフールじゃないw
とにかく売れまくり。そして,
超小型一眼カメラに参入続々、変わる2強の勢力図―ソニー、パナ、オリンパスの挑戦
国内では5台に1台がミラーレス一眼。しかも,数カ月でデジタル一眼(レフ)の国内市場約550億円の20%に達したとのこと。
もちろんその起爆剤はPEN E-P1だったわけですが,グラフをよくみるとその前からすでにLumix G1でシェア10%を取っていたのですねえ。
一過性のブームではなく,パラダイムシフトが始まっていると見るべきでしょう。

今後の展開のカギとなるのは,「1台目の購入」であり,ビギナーをいかに囲い込むかにあります。
「広角ズームなどレンズのラインナップ強化」(オリンパス)
「プレイステーション3との互換性を深化」(ソニー)
「(新機能で)チャレンジし続ける以外、勝ち残るすべはない」(パナ)

どうせ遅かれ早かれ2強も参入してくるでしょうから,ここはとにかく速攻ですよね。

思うに,一眼はやはり交換レンズ。
サードパーティのレンズが一つのカギとなるのではないでしょうか。
大体,一眼レフのAF化以降,レンズはキットの標準ズームと望遠ズームで事足りてしまう。
ところがマイクロフォーサーズは,第三の交換レンズとしてのパンケーキレンズを定着させました。
今までの一眼レフにもパンケーキはあったけれど,どちらかというとマニアかジレッタント向けでしたから。
これを逃す手はない。
広角~標準系の小型の単焦点レンズは(女性向けにも)狙い目だと思います。
大型の高倍率ズームは一眼レフに任せておけばよい。
メーカーとは一味違うレンズをサードパーティでどんどん出す。
・細か過ぎて伝わらない焦点距離のレンズ(25mmとか30mm,45mm相当)
・大口径でも小さいレンズ
・ちゃんと距離目盤の刻んであるレンズ
・MF専用レンズ
・金属製鏡筒の高級レンズ
・ブランド名のついたレンズ(ドイツものがよい)
元々フォーサーズ陣営だったシグマ。そう,シグマがやらねば誰がやる。

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