活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

勃興しつつある新市場でビギナーを囲い込むためのもう一案。

2010-04-03 16:06:22 | Weblog
今後の展開のもうひとつのカギは「動画」ですね。
これこそ一眼「レフ」とは相性が悪い。ミラーレス化は必然です。
しかし,それで差別化オッケーかと言うともうひとつあります。
それはパワーズーム。

EOS 5D Mk2とかKiss X4を購入して,これで運動会も発表会もどどんとこいや,と息巻いていたおとうさん(がもし居たら),ガッカリだったでしょうね。
フォーカスはともかく,ズーミングが手動ではスムーズなアップやロングができません。
おおそうだ,パワーズームEF35-80mm F4-5.6 PZがあるやないか。
と,思いついた方もおられるようですが,残念ながら作動しないようです。

パワーズームといえば,ミノルタαXiシリーズで華々しく打ち出したものの,「んなことまで自動でやってもらわんでもええっ。まだろっこしいわい」と総スカンを食い,ミノルタ失速の一因となったもの。
ペンタックスでもZシリーズで一時採用しましたが,あまり評価されませんでした。
が,現在のK-7でも当時のレンズのパワーズームが効くそうで,ケガの功名とも言えますが,作動音が大きくてマイクが拾ってしまうそうです。

デジタル一眼が今後本格的に動画機能を取り入れるとなると,静音化対応のパワーズームが必須でしょう。
また,こちらは単焦点とは対極で高倍率ズームが望まれるでしょうし,モーターを組み入れる分,どうしても図体が大きくなってしまいがちですが,この点,マイクロフォーサーズが有利かもしれません。

いや,デジタル一眼の動画は「映画のような写り」が魅力なのであって,DVカメラのような使い方はしないよ,という意見もあるかと思いますが,どうなんでしょうね,今後の展開は。
とりあえず,サイレントな高倍率パワーズームはシグマで。

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