活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

事実,画素数はどれだけあれば十分か―復活編。

2010-08-05 22:48:46 | Weblog
カシオ、“超解像ズーム搭載”の5倍ズーム機「EX-Z2300」
超解像高画質は、画像を輪郭部・細かい模様などのテクスチャ部と平坦部に分類し、それぞれに最適な処理を施すことで、「質感と解像感の高い写真が撮影できる」という。
おおースゴいぜ超解像。と,喜んでいいのか。
要は,光学的に解像できないところはコンピュータシミュレーションで作っちゃおう,ということでしょ。
それは「写真」なのか?
ちなみに,1/2.3型CCDで1410万画素。
これって絞ることできるんだろうか(スペックシートには,F2.8(W)~F7.9(W),NDフィルター併用による値です,とある・・・)。

「実写速報レビュー比較 イチガンレフ情報」さんに良い説明がありました。
写真プリントサイズdpi計算 デジカメ解像度画素数の賢い選び方
一般的な写真プリントアウトでは100dpiから150dpiが使用されることが普通。
150dpiで計算してみると,L版プリントは40万画素でOKとなります。
ええっ,ウッソー!いや,これホントなんです。体験上,実際にその通りでした。

もう頼むから高画素化しないで欲しい,というのが正直なところです。
PCのディスク圧迫度が酷いことになっているし,リムーバブルメディアへのストレイジは半ば諦めざるを得ない。
しかも,肝心の画質にとって弊害の方が大きい。
以前のこと(500万画素あたりまでの画素数バブル時代頃までのこと)はもう忘れます。
ごめんなさい,もう勘弁して。

と多くの人が思っているのだろうが,その一方で着々と進行する写真類補完計画。