
雪が完全に無くなるまでは運転をしたくなかったのですが、必要があってクルマを動かすことになりました。
隣の市から、1人では持ち切れない荷物を昨夜のうちに我が家に持って来ないといけなかったのです。
クルマが使えない場合は、私が徒歩+電車+電車+徒歩でそこまで行って、もう1人と一緒に荷物を持って、また逆の経路で戻って来ないといけません。それは時間もかかるし、面倒臭いな~と思いました。
それで、昼間のうちにまずは自転車でその場所まで道路の偵察に行きました。そうです、自転車でも行ける距離なのです。ざっと片道30分くらいです。おそらくクルマでも自転車でも同じくらいの所要時間でしょう。ただ、自転車では荷物が運べません。
路面は、だいたいのところは、雪も無くなりクルマが走るのは大丈夫そうでした。ただ、やはり部分的に雪かきがされていないところや、一日中日陰のところは、雪がつぶれて路面にはりついて残っていました。南北に走る道路はほぼ問題ありませんが、東西に走る道路で、南側に建物があったりすると雪が残っています。
それから、問題は、道路の端の雪の山を崩して、大量の雪を道路の真ん中に放り投げている人がいることです。少しの量ならばクルマが走ることによって解けて消えるのですが、かなりの量の雪を投げ続けているので、どんどん路上に残っていってしまいます。
自転車で走った場合、歩道も雪で狭くなっていて走れないし、そんなふうに、雪が投げられて雪の塊がいっぱいころがったり、シャーベットのようになっている車道を走るのは怖いものでした。
また、中には、狭い道路で、車1台のタイヤの通る部分だけ雪がなく、中央に雪が残っている道路があるのですが、その真ん中の雪の部分にさらに雪を積み上げているオバサンがいました。
見ると、すごい豪邸があり、その家の塀の中から雪を運びだしては、道路の真ん中に放り投げているのです。どう見ても、クルマがその雪の畝を跨ぐことができないような高さであり、クルマの腹がつかえてしまいます。
その道は車では通らないことにしました。自宅の敷地内の雪は敷地内に積むべきでしょう。庭もかなり広いはずです。
片側1車線しかない道路は、日当たりが悪い所があるし、日が暮れるころに雪を大量に投げ捨てていたオッサンがいたので、車ではその道路は使わず、2車線ある道路を走ることにしました。
そして、現地付近に着くと、コインパーキングは全然雪かきかれていませんでした。駐車中の車は真っ白な雪の上に止まっていました。そこで、目的現地まで行ってみると、その前の路地も全然雪かきされていなくて、クルマが走ったままのわだちになっていました。荷物を載せるために駐車したり、戻るためにターンしたりもできそうもないです。こりゃだめだなと思ったのですが、そこだけの問題なので、急遽その場所を雪かきすることにしました。おおざっぱに雪をどけて(といっても30分以上はかかったかな?)、とりあえずクルマのタイヤが雪にはまらない程度にしてから、また自転車に乗って戻ってきました。
全くもう、大変なことだ~。
夜になって、車で現地へ。昼間は凍ってなかった路面の雪が、テカテカバリバリになっています。タイヤがその上に乗ると、パリパリと音をたてますが、スリップするほどの厚さや距離ではありませんでした。
現地では、私の雪かきがいいかげんだったので、タイヤで雪の氷をかなり踏みつぶすことになりましたが、はまることなく済みました。よかったよかった。
片側2車線の道路は、第一車線に雪が積まれていたり、残ったりしていましたが、第二車線は大丈夫でした。
そのほかに、家の近所でオバサンが道路一面に向かって雪を投げていた道路は、かなりの範囲で雪が凍っていました。そこは通らないと帰れないので注意深く走りました。
この度、雪道を走るための「オートソック」という商品を知ったのですが、これは雪道のみを走るためのもので、アスファルトの上を走るものではないそうです。昨日程度では、99%アスファルトで、1%が凍った雪が部分的に残る道だったので、適さないようでした。
クルマで走るために自転車で全道程を下見、それに雪かきで、午後は丸つぶれ。本当にクルマを使うためには骨が折れますね~。
さすがに、交通量は少なかったのでよかったです。