山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

舛添氏都知事当選

2014-02-09 23:34:43 | 日記
選挙結果は、予想されていたとおり、8時ちょうどに舛添氏の当選確実が出ました。

私は原発反対の意味も含めて宇都宮さんに投票しましたが、別に舛添さんで不服はありません。
舛添さんに都政を期待しましょう。
特に、福祉や防災に強い都市にするという舛添さんの強い意志を心強く感じます。
保育園や介護施設など増やしてほしいし、木造住宅密集地なども改善して安全で暮しやすい東京を実現してもらいたいです。
原発はすぐには無理でも、自然エネルギーによる発電の割合を増やして、原発に依存しない日本にしてもらいたいです。
そのためには、一般住民も政治家任せにせずに、努力する必要があります。

今回の選挙について、候補者がそれぞれに自分の強い意志を持って選挙に臨みました。
細川氏は「殿御乱心」などと言われたりもしましたが、70歳を過ぎた細川氏と小泉氏という元総理が2人で脱原発で立ちあがったのは、それはそれでよかったと思います。
やはり、未来の日本のためを思ってのことでしょう。
これからさらに老人が増える日本でもありますが、だからこそ、年を取ってもこのように自分の信念を貫こうとする元気な人が必要です。
年寄り=介護が必要 ではなく、年寄りでも人に世話にならずまだまだ人のために働けることも多いはずです。
たしかに、加齢には勝てず介護を要するようになってしまうのは避けられないことかもしれませんが、気を確かに持って健康増進に努めながら、生きていきたいものです。

6年後の東京オリンピックのころには、私たちもさらに高齢に足を踏み入れていることになります。オリンピックの予算がオーバーするという危惧に対して、舛添さんの話によれば「オリンピックの費用は建設費だけではなく人件費も必要だが、たとえば通訳などの人件費はボランティアによって経費を節減することもできる」と言っていました。夫などもその頃には退職している年齢ですが、多少英語ができるので「ボランティアをやってもいいぞ」などと乗り気になっています。人の役に立てるということで生きがいが持てたらいいですね。

宇都宮さんや細川さんに投票した人も少なくはありませんので、舛添さんはそういう意見も頭に入れて都政をやって行ってほしいと思います。田母神さんに入れた人も思いのほか多かった(意外に若い人に多いとか)ので、そういう意見もあるのだなあと思いました。

ところで、今回驚いたのは、投票率の低さです。まだはっきりした数字はわかりませんが、夜7時半の時点で34%程度だったそうです。都政に対して、あまりにも有権者の関心が低すぎるのではないでしょうか。
政治家は私腹を肥やすために政治家になるわけではなく、本当によりよい社会を実現しようと思って取り組んでいると思います。けっして楽をして勤まる仕事ではありません。
それに対して、投票にも行かないということは「勝手にやれば」と他人任せにしているわけです。そんな人々は、都政に対して今後文句を言う資格はないでしょう。投票所はそれほど遠い場所にあるはずもなく、普通の身体であれば歩いて行ける距離にあるはずです。東京都民の都政に対する関心の低さは、恥ずかしい実態だと思います。

ある千葉県民が、都知事を東京都民だけが決めるのは間違ってるんじゃないかと言っていました。それだけ近隣の県民(千葉・埼玉・神奈川等)も他人ごとではなく思っているのです。職場が東京にあるという人も多いからかもしれません。また、オリンピックは国の行事であり、それが開催される東京は、東京都民の意思だけに任せられないと思うようです。投票に行かない都民の投票用紙で投票したいくらいだと言う人もいます。
そんなふうに都政に関心をもつ人も多いというのに、当の都民のこの関心の低さは・・・。
平和ボケなのでしょうか?
どうせ舛添さんに決まりだから。誰がなっても同じだから。悪いようにはならないから。
良く受け取れば、あまりにも、信頼が強すぎるのでしょうか?
いくら雪のあとで、地面がぐっちゃぐちゃだったとはいえ、今日は天気もよくぽかぽか陽気でした。

政治家ではなく、政治に無関心な都民について不満です。