山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

クルマがあると

2014-02-11 02:09:07 | 車・運転・道路・駐車場2014


大雪の前日にクルマで食料の買い出しに行こうとしたら、道路が渋滞していて前に進まず、断念して戻ってきたため、食べ物が何もない、という話を以前書きました。

それで、翌日は天気予報通り雪となったのですが、午前中はまだ吹雪ではなかったので、今のうちにと思って買い物にでかけました。
もちろん徒歩ですよ。なんてこった。

といっても、これが結構面白くて、それになによりも銀世界の美しい事と言ったらありません。それで足を伸ばして散歩して、きれいな画像をいっぱい撮ってきました。
いやあ、クルマがあったからこそ、こんなことになったんだな~、と不思議ですね。

帰宅後は、本当に大雪になって外にも出られないような天気になってしまいました。
雪+風っていうのは初体験です。
20年ぶり、いや45年ぶりの大雪だそうで、自宅付近も20数センチ積りました。
降っていたときは粉雪のように見えましたが、積もった雪はかなり水っぽくて、翌日が暖かかったために解けるのも早く、昨年よりもずっと早く消えてなくなりそうです。だからあんまり20年ぶりの大雪という感じもしません。

あっ、それで、雪の翌日の選挙の日には、自分のクルマの駐車場と全面道路の雪をとりあえず雪かきしました。自分のクルマが出入りする部分くらいはやっておかないと、と思いました。どうせ、周辺地域の雪が完全に解けなければクルマの運転をすることもありませんので、自然に解けるのを待っていてもよいのですが、やはり凍りついてしまうのも嫌です。その日は暖かかったのですが、どの程度解けるかはわかりません。もし、1日で自然に解けるものなら、やった意味がなくなりますが、解けるかどうかわからないなら、とりあえず取っておいたほうがよいでしょう。

まず、クルマの前面の駐車スペースに積もった雪と、道路の部分に残っている雪をどかし、それから車の側面の地面も雪かきしました。隣の車との境のライン、道路と駐車スペースの境のラインは雪をどかさないとどこにあるのかわかりませんでした。
最初に地面の雪を全部どけてから、あとになってクルマの上の雪をどかしました。お湯をかける方法もあるようですが、自宅から運んでいくのも大変なので、エンジンをかけて暖房を入れて温風をフロントガラスに向けて温めてみると、だんだん結露してきて、外の雪が解け始めました。中の結露はタオルで拭き取りました。
外に出てみると雪とガラスの間に隙間ができたようで、はがすように塊をとって行きました。手の届く範囲をとっていると上から滑り落ちてきました。屋根の上の雪も前に向かって滑ってきました。クルマの上の南側半分は最初から解けていました。
落ちたらなんとすごい量で、もう一度地面の雪かきをしないといけなくなってしまいました。先に上から落としておくべきだったかな?
思えば、車の上の面積もかなりなものですから、その分が地面に落ちたらかなりの量であるわけですね。

地面の雪は、一度も踏んでないところはフカフカで簡単にチリ取りで掬えました(雪かきスコップがないですが、チリ取りで大丈夫でした)が、一度でも自分が歩いたところは踏み固められていて取りにくくなっていました。

雪かきをしながら、もしクルマがなかったら、こんなこともしないから、家の中にじっとして楽をしていたんだろうな~と思いました。
物はあればあっただけ、それを維持したり管理したりするのに労力がかかるものですね。でも、もしかしたらそれがいいのかもしれない。
クルマがあるので、駐車場代やら保険料やら車検代やらガソリン代やらを稼ぐために、ひいこら働くなくちゃならないし、雪が降れば雪かきだの、汚れたら洗車だのとしなくちゃなりません。大変です。

しかし、人間は苦労しないと大きくなれないのだ。

お金をいっぱい持っている人は、お金の管理も大変だろうし、家のある人は家の手入れも大変なんだろうな~と思います。そこに行くと、貧乏人、持たざる者は楽ですよ。

私は、ほとんど管理するものがないので楽ですが、クルマのおかげで雪の日にいろいろと行動することになって、まあ、それもよかったなあと思いました。

雪かきありがとう

2014-02-11 00:17:38 | 日記
今回の雪で、感心したことがあるのだが、私の住む街では、結構雪かきをきちんとしている場所が多いのである。これは誇れることである。

まずは、選挙の投票所のそばの道。投票所となる学校の敷地内や校門の前などをきれいにするのは選挙関係者の仕事なのだろうが、大通りからそこに行きつくのに、多くの人が歩きそうな道路や路地がかなりきれいに除雪されていた。
それは、そのあたりに住む人々が自主的にきれいにしてくれたに違いない。単にそのあたりの住民がきれい好きなのか、歩く人のためを思ってなのかわからないけど、実に気持ちのよいことである。

また、投票に行ったあと、商店街を歩いたら、そこもきちんと雪かきがされていて、数mおきに雪の山ができていた。これも、商店なんだから、雪かきをしておかなくちゃ客が入らないからというのは当然だが、どう見ても自分の店の前だけをきれいにしているわけではなく、商店街の路上の隅々を残すところなくきれいにしているようであった。
つまり、統一されてきれいになった雰囲気があるのだ。
店でないところには雪が残っているとかいうのではないのだった。

さらに、私の住んでいる集合住宅でも、午前11時頃外に出ると、すでに敷地内の通路やゴミ置き場周辺や自転車置き場など、主なるところの雪かきが終わっていた。
昨年はコチンコチンになってしばらくは解けなかったが、その経験を踏まえて、今年は踏み固められる前に誰かが雪かきをしてくれたらしいのだ。おそらく数人のお年寄りがやってくれたものと思える。

そこで、私も階段や通路に吹き込んだ雪を端に寄せたり、駐車場の自分のクルマの周辺と前面道路を端まで雪かきしておいた。その先の公道に出るまでの部分、そして公道も、通行に支障がない程度には誰かが除雪してくれてあって驚いた。こうやってみんながこまめに早めに作業をしておけば、きれいに整備できるものだ。

もちろん、街の中には、誰も手をつけず、ぐっちゃぐちゃになっているところもあるのだが、それでも、きれいにしたなあ~と感心する場所がいくつもあったのは嬉しいことだ。

東京オリンピックを前に、日本人の「おもてなし」精神がアピールされているが、みんなが自分の出来る範囲のことをして、気持ちのよい環境を作り出すのも立派なおもてなしだと思う。道路をきれいに舗装したところで、ゴミが落ちていたり、放置自転車が置きっぱなしになっていたりしたらダメだ。

そして、おもてなしは外国人に向かってする以前に、自分たち日本人同士に対して思いやりを持つことであろう。

そういえば、宇都宮さんが街頭で選挙演説をしていたとき、選挙スタッフの人が、演説を聞く人たちに、点字ブロックをふさがないようにと気を配っていた。

先日は、スーパーで盲導犬を連れた人が買い物をしていたが、店員さんがつき添ってエスカレーターの乗り降りを案内し、一緒に歩いて品物を選んでいるのを見た。
そういうことは当たり前のことなんだろうが、あたりまえのことが普通にできる社会にならなくてはいけない。

放置自転車が点字ブロックをふさいだりすることなく、雪かきがちゃんとされているのも、目の不自由な人にとっても暮らしやすい街になる。お年寄りやベビーカーの人も安全に歩けるだろう。

テレビのニュースを見ると、東京の都心で、凍った雪の上をこわごわと歩いて通勤する人や、通学する子どもの姿が映っていた。歩く人は多いが、雪かきをする人がいないような場所だ。雪は降ったらかたまらないうちに早く雪かきすることが重要だ。私は多くの人が雪かきをしてくれたおかげで、住宅街から駅に着くまで、そんな場所が1つもなかったので、嬉しかった。