ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

13/04/14 歌舞伎座新開場記念「4K歌舞伎」好評につき22日まで延長とのこと

2013-04-14 23:59:28 | 観劇

新しい歌舞伎座の「こけら落とし四月大歌舞伎」第一部第二部を女子高同窓生のAさんと続けて観てきた。その後、GINZA KABUKIZAのオープンを記念して銀座ソニービルで開催中の「4K歌舞伎~ソニーの4Kで体験する、歌舞伎の世界~」を別の劇場で観劇後のあいらぶけろちゃんさんと合流して観てきた。冒頭の写真は観終わって有楽町方面に向かって振り返ったところ、夕闇に窓部分の照明を定式幕風にしていたのに見惚れて撮影した一枚。
当初3/25~4/14の予定だったので最終日に滑り込みかと思っていたら、好評につき22日まで延長とのこと。あきらめていた皆様におすすめしたい。

「歌舞伎美人」での歌舞伎座新開場記念「4K歌舞伎」の情報
歌舞伎座新開場記念「4K歌舞伎」~ソニーの4Kで体験する、歌舞伎の世界~
「4K歌舞伎」とは、ソニーが誇る高解像度高詳細"4K"映像で見る歌舞伎のこと。また、「4K」というのは、フルハイビジョン映像の解像度と比較して4倍以上の映像情報量を有している映像のことで、地デジの4倍以上の画素数を持つ、次世代の映像フォーマットの事とのことだ。
ソニービル8階コミュニケーションゾーンOPUS(オーパス)で、200インチの大画面と5.1chサラウンドの音響を使っての上映が繰り返されている。

博多座での六代目中村勘九郎襲名披露公演の「渡海屋・大物浦」、大阪松竹座での四代目市川猿之助襲名披露公演の「川連法眼館の場」という、いずれも今年1~2月に上演された「義経千本桜」の舞台映像と二人のインタビューで構成されている。
作品と自分の想いを語る場面と"4K"映像を観た感想を勘九郎と猿之助がそれぞれ語っていた。上映時間は約17分と短いが、この企画自体がソニーの「4K」テレビのキャンペーンの一環であるので、こうなるのは仕方がない。
確かに映像はなかなか立体的で、3D映像の嫌いな私はもうこれくらいで十分だ。画質も実に濃密で歌舞伎衣装の緻密な素材感や繊細な模様も鮮やかに楽しめる。
しかしながら、自宅にこんなテレビを置けるような身分でもなし、シネマ歌舞伎をたまに観て満足しているくらいで十分なので私にはあまり関係がないと思えた。
それでも今後の世代のために技術革新はすすめていただきたいので、応援はさせていただきたいのでこちらで延長のお知らせをさせていただいた。

また、1階のショールームでは、入ってすぐに「連獅子」の仔獅子の精の衣裳展示、隣の部屋では「四の切」佐藤忠信の衣裳展示と猿之助がその衣裳をつけて演じている舞台の様子を撮影した映像の上映も行っていて、歌舞伎の衣裳、織模様が金襴で美しいものを間近に見られるのは嬉しく有難い。
とにかくそんなに長い時間は必要ないので、一見の価値は十分にあるのでおすすめだ。

その後、三人でミニミニオフ会。有楽町まで来ていれば「ジョナサン」でドリンクセットをつければしっかりとしゃべりつくせるのだった(^^ゞ

13/03/26 三月花形歌舞伎の昼と夜をまとめてご報告(^^ゞ

2013-04-13 23:59:22 | 観劇

三月花形歌舞伎は3/20に昼の部、26の千穐楽に夜の部を観た。昼の部観劇後の散策等の記事だけアップしている。肝心の観劇についてだが、四月歌舞伎公演を観る前にまとめて書いておきたい。
「歌舞伎美人」の三月花形歌舞伎の公演情報はこちら
<昼の部>
【妹背山婦女庭訓】「三笠山御殿」
2012年1月の坂東玉三郎初春特別公演では「道行恋苧環」と続けて観ている。その時に玉三郎の指名で共演した松緑の鱶七、玉三郎から教えてもらっての菊之助初役のお三輪ということで、遅れないように気合を入れて観たが、その期待にたがわぬ舞台だった。
亀三郎の求女、右近の橘姫もなかなかの好演。ここが好一対でないとお三輪の嫉妬が共感しにくい。團蔵の豆腐買おむらも加役のお役ぶりが予想以上によくて昼の部でも千穐楽の夜の部でも舞台写真が売り切れていて買えなかった(^^ゞ
橘太郎以下のいじめの官女と菊之助のお三輪の間合いもよく、菊之助の美声もよく通っていじめの場面が実によくわかり、どんどんと惨めな気持ちになっていくお三輪の気持ちが伝わってくる。そして、花道の七三まですごすごと帰りかけるお三輪が御殿の奥から聞こえた祝言の囃子声を耳にして「あれを聞いては帰られぬ」といい、嫉妬の炎に包まれて荒れ狂い、ついに「疑着の相」で御殿奥まで進もうとするところも迫力あり。
そこを鱶七に刺されてしまうが、「女悦べ。それでこそ天晴高家の北の方・・・・・・」との言葉に納得して悦びはするのだが、「それでも最後に求女さんのお顔が見たい」と言いながら果てる姿はその声の美しさで一層の哀れさを誘った。
これだけでも「三月花形歌舞伎」は見応えがあった。それなのに空席がけっこうあったのが勿体ないと思えた。3月は東京の歌舞伎公演が多すぎだからまぁ仕方ないのだろう。4月からの散財を前に全部観るわけにはなかなかいくまい。

【暗闇の丑松】
2006年6月の幸四郎主演の「暗闇の丑松」を記事アップしている。
お米をいびる養母のお熊の萬次郎が絶品でまず物語に引き込まれる。松緑の丑松と梅枝のお米との若い夫婦の愛情の強さから、生きられるだけ一緒に生きていたいという気持ちの切迫感が伝わってきた。
そこで後半の悲劇が際立つ。女房に会いたくて江戸に戻った板橋の宿で女郎姿のお米に再会、お米の言葉を信じない丑松。妓夫の三吉の橘太郎の絶品の語りでお米の言葉の真実に気がついたときはもう遅かった。
長い間自分を騙していた料理人の兄貴分の四郎兵衛への復讐。團蔵とその女房お今の高麗蔵の悪人ぶりがまたよくて、脇役も揃って花形歌舞伎の「暗闇の丑松」は芝居になっていた。ただし、物語が暗いのが如何ともしがたい。

<夜の部>
【一條大蔵譚】「檜垣」「奥殿」
『演劇界』4月号の表紙は、染五郎の檜垣の茶屋での一條大蔵卿のつくり阿呆の時の笑顔だったが、私は残念ながらこの場面はあまり誉めたくない。公家の気品を保ちつつのつくり阿呆という感じがなく、染五郎自身がつくり阿呆ぶりを楽しんでしまっているように見えてしまった。ここは記事アップしていないが、昨年の平成中村座での勘九郎の舞台の方がよかったと思えた。
鬼次郎、お京夫婦の松緑、壱太郎が若々しくてよい。女狂言師として舞ってみせる壱太郎もよし。
「奥殿」で鬼次郎、お京夫婦になじられ折檻されて本心をあらわす常盤御前の芝雀が立派だった。平氏に注進に走ろうとする勘解由を成敗する大蔵卿からは、染五郎もなかなか立派で、見得もしっかりと極まった。勘解由の妻鳴瀬の吉弥もよく、夫の罪に連座しての自害は哀れ。最後に絵面に極まっての幕切れはいつ見てもいい。
【二人椀久】
夜の部はうかうかしている間に3階B席の上手正面がとれず、右袖をとったら正解だった。椀屋久兵衛の花道での踊りがこんなに長かったっけというくらいあり、染五郎の踊りをしっかり楽しめた。花街通いを親が止める言葉に耳をふさぎという歌詞と振りもよくわかった。
菊之助の松山太夫は2006年3月の富十郎との共演の舞台を観ているが、今回は堂々とした傾城ぶりだった。
染五郎初役の椀久との連舞は、若々しい二人の色恋を強く感じさせた。お互いの羽織と打掛をとりかえて着て舞う場面ではお互いの身体からの移り香を感じることができるのだということまでイメージできて、なんとエロティックなのだろうと陶然としてしまった。
それなのに想う人の姿は消え、打掛に見えたのは我が羽織となり、狂気の幻は消えていく。なかなか切ない舞踊劇だ。
  
三月は昼も夜も2演目ずつということで幕間は長く終演時間も早かった。千穐楽夜の部終演のあとはミニミニオフ会を有楽町駅近くのジョナサンでふぶきさん、さちぎくさんとご一緒した。
さちぎくさんからは「二人椀久」の詞章は古いのに、振り付けが新しいのだと教えていただいたが、まだまだ私は舞踊は寝ないでしっかり観ることができるかどうかというレベル(苦笑)そういえば、「二人椀久」は詞章のコピーもいただいていたのにすっかり忘れていた。すみません、できの悪い弟子ですが、よろしくお願いしますm(_ _)m
さて、明日はいよいよ新しい歌舞伎座の第一部第二部を観る。遅れないように頑張ろう。
 

13/03/30 浜木綿子主演の新版「人生はガタゴト列車に乗って」に勇気づけられる

2013-04-11 23:59:12 | 観劇

親知らず抜歯後の予後が悪くて2/4に仕事を休み、TVをつけたら偶然「徹子の部屋」でゲストが浜木綿子さんだった。息子の香川照之の歌舞伎界入りについての話題の中で猿之助(先代)が家を出てから1年間は待っていたという話を聞いたら泣けてしまった。男勝りのような気性でポンポンとしゃべる外見からはわかりにくいが、やっぱりそうだよねぇと共感してしまったのだ。
その浜さんが井上ひさしのお母さんの物語に主演した舞台の再演ということでこれは観てみたいと即決。その日のうちにチケットをとってしまった。
平成元年(1989年)芸術座で初演、再演を重ね、帝劇での上演からは13年ぶりとのこと。その頃に少し気になってはいたのだが、ご縁がなかった。初演から24年たっての今回の上演企画ということだ。
【新版「人生はガタゴト列車に乗って」】
「シアター1010」の公演情報にあらすじ等があった。
原作:井上マス
脚本:堀越 真
演出:池田政之
出演:浜木綿子、左とん平、紺野美沙子、風間トオル、大空眞弓、
   遠藤久美子、逢坂じゅん、小宮孝泰、荒木将久、臼間香世、ほか

原作本の『人生はガタゴト列車に乗って』は絶版だが、その本が生まれるエピソードは
「万治くらぶ」さんの第367号の記事に詳しい。
その情報やウィキペディアの情報によると、薬剤師だった井上修吉と東京の病院で知り合い、修吉の郷里に駆け落ちしたが、元々が養女だったので養家からの許しがもらえずに入籍できず、事実婚状態で3人の息子を得たらしい。それでも息子たちは庶子として井上家の籍に入っていたので、修吉亡き後、その妹菊子から井上家に引き取ると言われ続ける。その小姑を大空眞弓が憎々しげに演じている。それなのにいびりの場面も浜との芝居のやりとりの間がよくて、しっかり笑える場面になっている。

修吉が作家志望で作品の一つが入選しておりその賞金だけが母子の自由になるお金となり、苦労して薬局開業のための資格をとるも戦時の経済統制で薬局が開けなくなり、女の才覚で生理帯の代用品を作って売る商売、戦後は美容院と女経営者として逞しく稼ぐ。
美容院は、東京から戻ってきた美容師・秋代(紺野美沙子)の腕を活かして開業するのだが、そこに出入りをしている東京から戻ってきた浪曲師くずれの男・良太郎(風間トオル)にマスが入れあげてしまう。ここのマスが若ぶって着飾る様子の浜木綿子が若々しく可愛らしいのにびっくり。
「年増女の深情け」だったが、若い二人に店のお金を持ち逃げされてしまう。良太郎が一関にいるという手紙が来て追いかけていくと土建業の飯場の頭をやっていて、出奔の侘びを償うということでそこでの仕事ごとを丸ごと託し、良太郎は再び姿を消す。

そこで「井上組」を仕切ることになるわけだが、飯場の男たちを真似て花札やチンチロリンで遊ぶ次男と三男。菊子が引き取ろうと現れるが、仙台のラサール会の施設に預けるよう手配し、息子たちは母の気持ちを理解して仙台に行く(長男は既に東京の音楽学校に出したのだが、胸を患って療養所に入っている)。
その土建業も詐欺のようにして手放さざるを得なくなり、ツテを頼って釜石の「新来軒」の雇われ女将としてやってきたら、なんと戦後の今では女郎屋が本業になっていた。
マスはそんなことでは逃げ出さない。女たちの稼ぎのピンハネをせずにやっていけるよう、中華そば屋としても軌道に乗せていく。

そこに視察に現れた県会議員の勘吉が左とん平で、飯場に転がりこんできたこともあったという昔馴染みだった。勘吉はマスに屋台店をすすめる。釜石での屋台店の営業許可も市長に働きかけて実現してしまったのもマスに惚れ込んだせいだ。雇われ女将の座も井上家の女中だったのに釜石までついてきた、たま(臼間香世)に引き継ぎ、秋代とともに始める「ガタゴト亭」の開業の祝いの日。船乗りになっていた良太郎と再会したものの、秋代が追いかけるのを気持ちよく送り出す。
「女の人生は、まだまだこれから」と名調子の台詞での幕切れとなる。

波乱万丈の女の一代記だ。英雄ではなくてもエネルギッシュな人間は色恋も好むというのが私の持論だが、マスは駆け落ちをし、「年増女の深情け」をかけ、自分に惚れた男の気持ちもわかりつつ力添えもうまく引き出す。それを浜木綿子が魅力たっぷりに見せてくれる。彼女の芸質が一番生きる、まさに当たり役だと思えた。
左とん平も舞台では初見だが、浜とのコンビが絶妙。脇を固める俳優陣も贅沢で芝居を堪能した。私の高校時代に東宝劇団の芝居を観ていた頃の懐かしい気持ちにもなれた。芸術座では「三婆」、帝劇では山田五十鈴主演の「千姫」などを観たものだ。女座長としての浜木綿子の芝居を見逃さずにすんで本当によかったと思う。

それにしても「この母親にしてこの子あり」だなぁと二組の母子について痛感した舞台だった。
まず、井上マスとひさしとの関係。この間、ずいぶん井上作品を観てきたが底辺で生きる人間の逞しさ、人間の色恋のもつエネルギーが猥雑さをもって描かれることが多い。いろいろな側面をひっくるめて人間存在を肯定している。母がいろいろな仕事をして逞しく生き、女郎屋の雇われ女将をやっている時には店の女たちの境遇もそのまま受け止めてなるべく早く抜け出せるように仕向けるという接し方を身近に見ていたのだろう。感覚としても納得できた。(このブログ内検索で「井上ひさし」と入れると作品の記事も見つかります)

もう一つは、浜木綿子と香川照之との関係。父よりも母似の顔立ちだし、台詞回しも似ているしと思ってきたが、舞台での浜木綿子を観て、ますますその思いを強くした。しばらく舞台から遠ざかっていた浜が今回、全国公演に取り組むのも、息子が歌舞伎界へ勇気をもって飛び込んだことを受けとめ、自分もしっかりとやっていこうという強い意思があるように感じる。

「女の人生は、まだまだこれから」
私もそういう気になって、元気を出していこう。

13/04/07 六月歌舞伎座チケとり完了!+4月5月の観劇などの予定

2013-04-07 23:59:29 | 観劇

嵐が過ぎ去った日曜日、強い風が残っているし、自宅でおとなしくする。
とはいっても歌舞伎座こけら落とし興行六月公演のボーナス会員先行予約日であり、朝10時受付開始に備えてスタンバイ。先行予約で買える6枚分をどなたかとご一緒するかの相談を前日に終えて、PC前に陣取ってアクセス!しっかり希望する日がとれたが、やはりゴールド会員に比べるとボーナス会員は予想よりは少ないとみえて、けっこうすんなりとれてしまう。
やっぱり2年半で75回も歌舞伎を中心に松竹主催公演を観るのは大変だったから、それに見合った先行予約権といえよう。

さて、以下は今月の観劇などの予定。
14(土)歌舞伎座こけら落とし四月公演の第一部・第二部
→ソニービルで開催中の「歌舞伎座新開場記念 4K歌舞伎」最終日に滑り込みで鑑賞!
18(木)シアターコクーン:井上ひさし構想の「木の上の軍隊」夜の部
21(日)ミニミニオフ会=神田明神あたりを散策しようかな。
25(木)歌舞伎座こけら落とし四月公演の第三部←先月間違って24日と書いてましたが、25日が正しいです。
29(月)さいたま芸術劇場大劇場:彩の国シェイクスピアシリーズ「ヘンリー四世」

5月分も決まっている分をアップしておく。
GWは遠出の予定なし。昨年は実家の片づけやらでエネルギーを傾注したが、我が家が崩壊状態になっているので、今年はなんとか片づけたい(^^ゞ
11(土)国立小劇場:五月文楽公演初日第一部=源大夫出演予定なので早めに観ておきたい。
15(水)国立大劇場:前進座五月公演
18(土)さいたま芸術劇場:ゴールドシアター公演「鴉よ、おれたちは弾丸をこめる」
19(日)歌舞伎座こけら落とし五月公演の第一部・第二部
27(月)歌舞伎座こけら落とし五月公演の第三部=女子高仲間4人観劇企画!

冒頭の写真は嵐が来て散る前の4/1の自宅の隣の県の施設の白木蓮を出勤前に撮影したもの。毎年楽しませてもらっている(夜の写真はこちらでアップ済み)。
ご一緒する皆様、よろしくお願いしま~す(^O^)/

13/04/06 妹とのソウル2泊3日ツアー決定、嵐の合間を縫って申込みと相談

2013-04-06 23:59:18 | おでかけ、旅行

北本に住んでいる妹2は韓流の大ファン。名古屋にいる妹1の家は、姪っ子2が韓流歌手から入ってドラマも字幕でしか観ないくらいになっていて(KARAとか東方神起とか)、母娘してしっかりドラマを観ている。
その2家族は、昨年春、姪っ子2が大学を卒業する前にソウル旅行で合流する企画を立てていたが、妹2が人工透析の合間を縫っていく関係で2泊3日しか旅行にいけないため、別々に行こうということになった。
その後6月中旬、妹2はツレアイの勤続25周年(?)休暇がとれるということで夫婦2人でソウル2泊3日ツアーに行ってきて、下の写真のようなお土産をくれた。工芸品の店の多い仁寺洞(インサドン)で買ったという真珠貝の母貝を使った螺鈿細工のキーホルダー。


3/24に父のお墓参りに行った時、妹2に貸してくれるよう頼んであった「チャングムの誓い」ガイドブック前後編2冊と一緒にいろいろな旅行会社のソウル旅行のパンフレットを預けられた。現在のところ体調もよいので出かけられる時に行っておきたいけれど、ツレアイに続けざまにつき合わせるのは可哀想だから、「今度はお姉ちゃんが付き合ってくれると嬉しいな」とのたまう。

「冬のソナタ」のNHKでのオンエアの時にベタベタなBGMに耐え切れずに脱落し、韓流ドラマからは長く遠ざかっていた。NHKの日曜日夜11時からのドラマ枠で「蒼穹の昴」を観ていたので、その後の「イ・サン」に食指が動いた。玲小姐さんに「貴女は時代劇からなら入れると思うよ」とも薦められ、観始めたら・・・・・しっかりはまった!録画しながらじっくり観てしまう。途中ではさまるベタベタな歌のところは早回しにするなどして対応(^^ゞ

「チャングムの誓い」も観て、ただ今「トン・イ」を毎週楽しんでいる。こちらのブログのお友だち「たまごのなかみ」のmayumiさんが吹き替えに参加されている「18・29〜妻が突然18才!?」で現代劇にもチャレンジし、我が家は娘も一緒にはまってしっかり全部観てしまった。
そういう私なので、妹2は私が行きたいだろうと思われる場所も含めて誘ってきた。うまい(笑)

「こういう機会に一緒に行っておかないと後悔してしまうかもと思っている」ということも含めて周囲の皆さんにも話していたら、「是非一緒に行ってきなさいよ」「姉妹で旅行なんてなかなか行けないよ」と何人もから背中を押していただき、行ってこようと決意した。

話を決めてから少々日時を経たが母に報告したら、「私には声がかからないの」ときた。予想外の反応に私が「妹2とは北海道旅行に行ったりしてるでしょ」と言うと、「あれは簡易保険の旅行だったと思うよ」との答えにびっくり。もう忘れてるんだ・・・・・・。
妹2から名古屋の妹1に「お姉ちゃんから2人で行くなんて話聞いてないよ」とすねているという一報が入った。だって名古屋一家はソウル旅行に行ったはずと思っていたら勘違い。昨年秋の計画は台風のため飛行機が欠航して中止になっていたのを忘れていた。さっそく電話したら「北朝鮮からミサイル飛んでくるかもしれない時によく行くね」と嫌味が飛んできた(^^ゞ1時間を超える久しぶりの長電話でようやく気を取り直してもらった。

行くのは6/8~10で、早割で申し込むために電話で大体を決めておき、4/6(土)午後、嵐の前にと北本まで行ってJTBショップで申し込んできた。2日目は「水原華城」とMBCドラミアのオプショナルツアーをつけて手配してもらう。
新装なったピッツェリア「馬車道」で早めの夕食をとって妹2の家で私が買った『地球の歩き方』と妹の『るるぶ』他1冊を突き合わせながらフリータイムの相談。「水原華城」に行くからにはそれをつくらせた正祖のドラマ「イ・サン」を妹が観ていないのでDVDで全巻観る宿題を出し、さっそく3巻借りてきて週明けから観始めるとのこと。私と旅行するからにはお気楽旅行はなしだよ(笑)

それぞれがチェックしてある情報をすり合せ、それぞれのガイドブックにマークを入れたり付箋を貼ったりする作業をしているとあっという間に時間が過ぎてしまい、雨は本格的に降っていたが風がそれほどでもないので泊らずに帰ってきた。
3日めの夕方にホテルに迎えがくるまでの予定の相談が全く手付かずなので、相談はまた続けることにして散会。GWは特に遠出の予定もないので、次回の相談はそのあたりだろうか。

13/04/01 嵐で散る前に撮った夜の花シリーズ第2弾、自宅近くの白木蓮並木

2013-04-05 23:57:12 | つれづれなるままに

4/1(月)、浅草に忘れ物を取りに行って亀十のさくら餅を買って帰り、自宅に近づいた時に隣の県の施設の灯りに照らされた白木蓮並木がライトアップされているようで、夜目にもとても美しかった。

自転車を停めて携帯で撮影しようとしたが、どうにもうまく写らない。そこで家までデジカメを取りに行って撮影したら、それなりに綺麗に撮れた。並木の後ろに自宅マンションの灯りが写っているのもいい感じだ。
2008年のイタリア旅行のために買ったキャノンのIXYは、いまだに大活躍してくれるので有難い。

下の写真は振り返って反対側を撮った1枚。
桜に続いて嵐で散る前に撮った夜の花シリーズ第2弾としてアップしておこう。

13/03/30 嵐の前に夜桜の墨堤散策、お疲れさん~

2013-04-03 23:59:17 | おでかけ、旅行

4/2~3と花散らしの雨と嵐となり、例年よりも長く楽しめた花見のシーズンは終わった。
その前の3/30にシアター1010に浜木綿子主演の舞台「人生はガタゴト列車に乗って」を観てから、隅田川沿いの夜桜を観に行った。
北千住から東武線に乗ってとうきょうスカイツリー(旧 業平橋)駅で下車。冒頭の写真がsoramachiとスカイツリーを正面からデジカメで撮影したもの。桜をイメージしたライトアップ「桜特別ライティング」での色調のようだ。

東京水辺ラインの水上バスの運航コースの図にもある「隅田水門」が閉まっているのを横目で見て、墨田区側の堤を歩く。「墨堤さくらまつり」ということでライトアップ、ちょうちん点灯がされていたが、人出が少ない。ご一緒した玲小姐さんの解説によると、江戸時代に庶民の楽しみの場になるように花見の場所ができるように桜を植えるように八代将軍吉宗が命じ、それで飛鳥山やここ墨堤の桜が見事になったわけだが、当時の桜は大島桜のように花と葉が同時に揃うようなものだったので、今とは桜の眺めが違うし、その葉がもてあまされるくらいあったので「桜餅」に使われたとのこと。なるほど~。

下の写真の橋が桜橋で隅田川を台東区側に渡る。左手に平成中村座が建てられていた場所の隣のスポーツセンターが写っている。平成中村座が撤去された空地を横に見ながら、平成中村座に通った道を通って浅草へ。台東区側のライトアップは桜の木のところからのライトで、ちょうちんはほんの一部だけだった。それよりも隅田川に繰り出している屋形船の灯りが賑やかだ。
そうか、台東区では上野公園の方が花見のメインになるのであまり力が入っていないのかな?!

浅草が近づいてくるとどんどん人出が多くなる。下の写真は、水上バスの浅草二天門発着場のところからの撮影。手前に乗船するざわめきが写っている。冒頭のスカイツリーがこんな遠くに写っている。玲小姐さんのスマホの万歩計の機能でチェックすると一万歩を超したという。寒くて寒くて久しぶりにダウンコートを着て、腰に使い捨てカイロを貼っての夜桜散策だった。
うーん、夜桜はやっぱり千鳥ヶ淵の方が桜の木が立派だし、左右からの木々で桜の花のトンネルがライトアップされていて、満足度が高いなぁ。


最後の写真は、散策終点で東武浅草駅と神谷バーが並んでライトアップされていたのをデジカメで撮影したもの。レトロな建物が並んでなかなかいい感じだ。とにかくお疲れ様でしたm(_ _)m

13/04/01 浅草に忘れ物を取りに行き亀十のさくら餅を買って帰る

2013-04-01 23:59:52 | つれづれなるままに

3/30(土)、玲小姐さんとご一緒してシアター1010に浜木綿子主演の舞台「人生はガタゴト列車に乗って」を観てから、隅田川沿いの夜桜を観に行った。
北千住から東武線に乗ってとうきょうスカイツリー(旧 業平橋)駅で下車。墨田区側の堤では「墨堤さくらまつり」ということでライトアップ、ちょうちん点灯がされていた。
桜橋で隅田川を台東区側に渡ると平成中村座が建てられていた場所の隣のスポーツセンター。平成中村座が撤去された空地を横に見ながら、平成中村座に通った道を通って浅草へ。
という散策をして、雷門近くの「御菓子司 亀十」で「松風」を買い、いつものデニーズ浅草雷門店で食事をして帰った。

さすがに一万歩の散策の翌日の日曜日、休養日にして一歩も自宅を出ず(笑)
週明けの今日、出勤しようとして帽子を探すと見つからない。うーんと思い出すと、デニーズに忘れた可能性が大きい。コートと一緒にソファに置いて、コートだけ着て帰ってきてしまったんじゃないかなぁ。
職場に着いてからレシートを頼りに電話で問い合わせを入れると、・・・・・・あった(^^ゞ

仕事帰りに浅草へ。デニーズで電話対応してくれたスタッフさんもいらしてすぐに渡していただいた。本当に有難かったm(_ _)m

そしてしっかりまた「亀十」へ。一昨日迷いに迷って見送った「さくら餅」(2個で440円)を買って帰ってきた。
関西で生まれて幼少期を過ごした娘は、「桜餅」といえば道明寺タイプをまず思い浮かべてしまうらしいが、長命寺タイプの今回のさくら餅も美味しかったとのこと。塩漬けの桜の葉を一緒に食べるのかまた聞いていたけれど、今回は1枚だったので、一緒に食べてくれた。
向島・山本やの桜もちは葉が3枚でくるんであるので全部はぎ取られたものだった。それからすると前進といえるかなぁ(笑)
Wikipediaの「桜餅」の項
「亀十」のどら焼きはいつも売り切れているが、いつか買ってみたいなぁ。

冒頭の写真は、娘が携帯で写した画像を私のPCに送ってもらったもの。美味しそうでしょう?!