ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

13/04/14 歌舞伎座新開場記念「4K歌舞伎」好評につき22日まで延長とのこと

2013-04-14 23:59:28 | 観劇

新しい歌舞伎座の「こけら落とし四月大歌舞伎」第一部第二部を女子高同窓生のAさんと続けて観てきた。その後、GINZA KABUKIZAのオープンを記念して銀座ソニービルで開催中の「4K歌舞伎~ソニーの4Kで体験する、歌舞伎の世界~」を別の劇場で観劇後のあいらぶけろちゃんさんと合流して観てきた。冒頭の写真は観終わって有楽町方面に向かって振り返ったところ、夕闇に窓部分の照明を定式幕風にしていたのに見惚れて撮影した一枚。
当初3/25~4/14の予定だったので最終日に滑り込みかと思っていたら、好評につき22日まで延長とのこと。あきらめていた皆様におすすめしたい。

「歌舞伎美人」での歌舞伎座新開場記念「4K歌舞伎」の情報
歌舞伎座新開場記念「4K歌舞伎」~ソニーの4Kで体験する、歌舞伎の世界~
「4K歌舞伎」とは、ソニーが誇る高解像度高詳細"4K"映像で見る歌舞伎のこと。また、「4K」というのは、フルハイビジョン映像の解像度と比較して4倍以上の映像情報量を有している映像のことで、地デジの4倍以上の画素数を持つ、次世代の映像フォーマットの事とのことだ。
ソニービル8階コミュニケーションゾーンOPUS(オーパス)で、200インチの大画面と5.1chサラウンドの音響を使っての上映が繰り返されている。

博多座での六代目中村勘九郎襲名披露公演の「渡海屋・大物浦」、大阪松竹座での四代目市川猿之助襲名披露公演の「川連法眼館の場」という、いずれも今年1~2月に上演された「義経千本桜」の舞台映像と二人のインタビューで構成されている。
作品と自分の想いを語る場面と"4K"映像を観た感想を勘九郎と猿之助がそれぞれ語っていた。上映時間は約17分と短いが、この企画自体がソニーの「4K」テレビのキャンペーンの一環であるので、こうなるのは仕方がない。
確かに映像はなかなか立体的で、3D映像の嫌いな私はもうこれくらいで十分だ。画質も実に濃密で歌舞伎衣装の緻密な素材感や繊細な模様も鮮やかに楽しめる。
しかしながら、自宅にこんなテレビを置けるような身分でもなし、シネマ歌舞伎をたまに観て満足しているくらいで十分なので私にはあまり関係がないと思えた。
それでも今後の世代のために技術革新はすすめていただきたいので、応援はさせていただきたいのでこちらで延長のお知らせをさせていただいた。

また、1階のショールームでは、入ってすぐに「連獅子」の仔獅子の精の衣裳展示、隣の部屋では「四の切」佐藤忠信の衣裳展示と猿之助がその衣裳をつけて演じている舞台の様子を撮影した映像の上映も行っていて、歌舞伎の衣裳、織模様が金襴で美しいものを間近に見られるのは嬉しく有難い。
とにかくそんなに長い時間は必要ないので、一見の価値は十分にあるのでおすすめだ。

その後、三人でミニミニオフ会。有楽町まで来ていれば「ジョナサン」でドリンクセットをつければしっかりとしゃべりつくせるのだった(^^ゞ