ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

12/05/03 渋谷亀博で亀治郎舞台写真集にサインと握手!

2012-05-03 23:59:31 | 観劇

GWの後半初日、関東地方は大雨の天気だったが、さちぎくさんと午後2時半に待ち合わせて「渋谷ヒカリエ」オープニングの「渋谷亀博」へ。午後からは雨も少し降りが落ち着いたものの、ヒカリエ前の行列にびっくりした。しかしながら並んでいるのはカップルも含めた若い人ばかりだし、どうも歌舞伎好きの人たちと違う。整理しているスタッフに聞いたらシンクスとかいうショッピングエリアが入場制限されているということで、亀博は2階からエレベーターに乗って行けば大丈夫とのことでホッとした。

正式名称は、四代目 市川猿之助 襲名記念「二代目 市川亀治郎大博覧会」。ちゃんと調べては行かなかったのだが、トークショー企画のある日で、午後6時半からのドキュメンタリー映画と連動したチケット(入場料込で5000円、プログラム付き)がまだあることがわかり、二人で即決!

映画でも観て時間をつぶそうかと思いきや、東口から西口に回って「TOHOシネマズ」のラインナップには二人が見たいものはなく、チケットショップで情報を集めても作品と上映時間でいいものがなかった。
亀博のトークショーチケットで入場できる時間までマークシティのベーカリーショップで芝居談義で時間をつぶした。
あっという間に時間になり(^^ゞ、亀博に行ったら展示内容が予想以上に面白く、しっかりと見て行った。「四の切」の舞台装置の実物が展示され、舞台に上がってよいというのが目玉企画。亀治郎の書画の作品もあり、頭がよいだけでなくトータルな教養人であることを痛感。これだけ字がうまければ「葛の葉」の曲書きも達筆なはずだと納得。ますます贔屓度が上がってしまった(^^ゞ

亀治郎シアターに着席すると最後の列の前の席で本当にぎりぎりだったことがわかり、お天気がよかったらダメだったかもしれないと運の良さに感謝!

ドキュメンタリー映画「KABUKU」も第8回亀治郎の会で上演した「四の切」の舞台とその舞台裏を撮ったもので、実際に先ほどつぶさに見てきた舞台装置の記憶を重なるので感慨深い。
トークでは6月襲名公演の「四の切」でも実際に使う舞台ということで、それでさらに期待が高まってしまう。実は仕事を休んで初日の昼の部をGET済み(昼の部は全公演日全席売り切れとのこと)。
トークショーの詳細は省くが、なんと亀博にあわせて発売した写真集『亀治郎の肖像』のサインセールがあることが判明!9800円なので見送るつもりが、サインしてもらえるなら買ってしまえと決断し、行列に並んだ。
しっかりお話もして握手もしてもらっちゃった!
蜷川さんのゴールドシアター公演を観に行って「じゃじゃ馬馴らし」の稽古帰りの亀ちゃんに握手をしていただいたこと、ストーカーと思われてしまったんじゃないかと思っていたけれど、「一本刀土俵入」のトークショーで震災後のお気持ちを質問させていただいたこと、真面目に応援しています、ご活躍を祈っています、というようなことをちゃんと話すことができた。ブログにしっかり書いてますというのは忘れた(^^ゞ稽古帰りの亀ちゃんと握手してもらった時は舞い上がり過ぎて目を見られなかったのだけれど、今回の課題はきちんと目を合わせることと行列しながら心に決めていて、しっかり目を合わせることができた。

毎日、真面目に生きているといいことが起きるなぁと幸せな気分!!
おつきあいいただいたさちぎくさんに感謝m(_ _)m
亀博のトークショー企画は、5日と6日にもあって追加席が発売されているようなので、急ぎお知らせのためアップです。

(5/7写真追加)
「渋谷亀博」会場のヒカリエホールの入り口周辺。裃の口上姿と「蜘蛛糸梓弓張」の連続写真がよい。オールドパーのボトルはCMです。

六月襲名披露公演昼の部でも使われる「四の切」の舞台の展示の写真を中心にした記事もアップしたのでリンク!