5/12平成中村座昼の部観劇後の散策その2。
(1)「待乳山聖天」の記事はこちら
冒頭の写真は、待乳山聖天の庭園から見えた東京スカイツリー。昨日(5/22)、悪天候の中でついに開業し、雨で上方は雲に隠れてしまい、夕方には強風で第一展望台から第二展望台へのエレベーターの運転が中止になったという。私は流行ものには飛びつかない方なので、落ち着くまでは登るつもりなし。まぁ、遠くから眺めるだけで満足だ(^^ゞ
浅草は観光の街だけというだけでなく、中小企業の街であり、平成中村座へ向かう道沿いにはいろいろな会社があるなぁと思っていた。この日の昼の部観劇後、バスに乗らずに明るいうちに来た時とは同じ道の反対側を歩いていたら見落としていたポイントに気づいた。地下鉄浅草駅の地下の構内のお神輿展示スペースに立札が出ていた「宮本卯之助商店」本社のシャッターの白い文字で気づき、「えっ、ここにあったの?!」と思わず声に出してしまった。
Wikipediaの「宮本卯之助商店」の項はこちら
ちょっと先の十字路の角にある駐車場には「宮本卯之助商店」と名の入ったトラックも停まっていて、神輿や太鼓の納品に使われているのだろうなぁと推測。
山本一力の『損料屋喜八郎始末控え』の中で初めて町として神輿をつくって祭りに出すというエピソードがあり、そこに宮本卯之助という名前が出てきて嬉しかったっけ。
九世市川団十郎が建てた「助六の碑」、「姥ガ池旧跡の碑」、「履物問屋街発祥の地碑」がある花川戸公園の脇を通り、浅草寺の東参道へ。
往路はいつも仲見世通りの賑わいを楽しみ、境内を二天門から抜けて東参道を通っていくのだが、帰路にこのコースを逆にたどるのは初めてだった。
下の写真は、二天門から本堂の屋根や大きな提灯が見えるのが新鮮で撮影したもの。ちょうど人力車が通りかかってラッキー!
そこから伝法院通りに抜け、行きたかったレトロな喫茶店へ向かう。